論文でそれなりの時間がとられるとはいえ、あまりスカスカなのももったいないので、一つか二つ、面白そうな講座を聴講しようかと考えている。第一候補は、Law Schoolの授業で、Colares先生の“International Trade & Law”。先学期も貿易関係の講座を一つ取っていたのだが、イマイチ体系的な理解が得られず、中途半端なところで終わった気がするので、もう一度、きっちり勉強し直してみようという魂胆。
今朝、PA&Lawの授業の前に、Colares先生にお会いしてきたのだが、わりと押しの強そうなタイプで、一つ、質問すれば、その20倍くらいの量の答えが返ってくる感じ。そいえば、Crane先生にもそんな節があったような…。(Lawの先生ってみんなこうなのか??) とはいえ、悪い人ではなさそうだし、自分の教え方には相当の自信を持っていそうなので、その点は良いかな、と。この講座については、僕の中では、auditする方向でほぼ固まっているのだが、今日、もらってきたシラバスに目を通して最終判断をしようと思う。
もう一つの候補は、我がSyracuse Univに隣接するSUNY-ESF(NY州立大環境科学・林学スクール)の“Environmental Impact Analysis”という授業。今学期開講の新しい講座らしく、数日前、MPAのメーリングリストでぴろっと案内が送られてきた。教えるのは、このおじさん。たぶん、左下ではなくて、右上の写真の人と思われる。というか、そうであって欲しい。
Environmental Impact Analysis(=環境影響評価、環境アセスメント)と言えば、ここアメリカが本場。日本でも、84年~99年は閣議、99年以降は法に基づくアセスが行われてきたが、もともと、法体系の相当異なる国の制度を移植してきたものなので、イマイチ座りが悪いというか、日本の社会に溶け込み切れていないような気がする(←あくまで私見)。そこで、本場アメリカでは、EIAがどのように運用されているのかを覗いてみたいというのが、auditの動機。ただし、二科目も聴講すると、さすがに時間的に厳しいかなぁという気がするのと、先生and/or受講生がやたらエコエコしてたらどうしようという心配がある。まぁ、後者については「お前が言うな」と突っ込まれるかもしれないが。tree-hugerにも右から左までいろんな宗派があるのであります、はい(笑) というわけで、こっちについてはとりあえず様子見。来週火曜日の一回目の授業に出席してみて決めようかと思っている。
今日は、PA&Lawの授業終了後、Popp先生との一回目の面談に臨んできた。一枚紙を持参してって、論文のoutlineと執筆計画について説明したところ、「うん、うんうん、こんな感じで、す、すごく良いと思うよ、うんうん」(←誰にもわかってもらえないけど微妙にモノマネしてます)てな具合に、さらっと◎を頂く。すんなり行き過ぎて、若干不安ではあるものの、“so far, so good”ということで…(ホンマか!?)
執筆計画では、論文全体を4つのパートに区切り、パート1~パート3を、それぞれ二週間ずつで、書き起こしていく感じ。そこまでを二月中に終え、メインとなるパート4の執筆と全体の清書を3月、4月で行おうという計画。とりあえず、Popp先生との次回面談は、二週間後、パート1のドラフトを書き終えた時点でということに。
ちなみに、Herman先生の“Comparative Foreign Policy”も、(Maxwellの講座ながら)別スクールの校舎で行われるので、auditを入れても、今学期、Maxwell Schoolの校舎(Maxwell Hall/Eggers Hall)で受講する講座はゼロということに。賢そうなふりして、しれっとLaw Schoolの図書館に入り浸るのも悪くないかと考え中。。
my room, Syracuse, Jan 14, 23:55
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