Wednesday, January 13, 2010

polysemic words

日本語に比べればまだまだマシだとは思うが、英語(米語?)にもいわゆる「多義語」はいくつかある。

慣れるまで、僕がかなり苦しめられたのは、“state”という言葉。「状態」「状況」という意味でももちろん使われるが、ややこしいのは、「州/国/邦」系の意味。

「ニューヨーク州」、「カリフォルニア州」というときの「州」は、言うまでもなく“state”。“State of New York”, “State of California”である。しかし、国際的な文脈になると、“state”は、「国」(=sovereign state)を表す言葉に変身する。アメリカのメディアによく出てくる「破綻国家」は“failed state”だし、“nation state”(国民国家)というときの“state”は、言うまでもなく「国(家)」。

まぁ、アメリカの「州」については、日本人が勝手に「州」と呼んでいるだけで、もともとは文字通りの“sovereign state”だったわけだから、言葉が一致するのは当然と言えなくもない。というわけで、「州」と「国」の混用は、何とか許してあげるにしても、“state”の浮気性はそれだけに止まらない。

“The States”と言えば、「アメリカ合衆国」の意味。定冠詞がついて、大文字から始まるので、書き物を読んでいるときには容易に判別できるが、会話の中でこの言葉が出てくると、一瞬、混乱することもある。更に、Hillary Rodham Clintonを長官に頂くこの国の外交担当官庁は、なぜか「外務省」(Department of Foreign Affairs)ではなくて、「国務省」(Department of State)。日常会話の中では、“Department of”を略して、単に“State”と呼ばれたりもする。この辺になってくると、そろそろ、いい加減、勘弁してくれと言いたくなる。。。(泣)

同じく、多義語の代表格に僕が認定している(それだけ苦しめられているということ)のは“equity”という言葉。「公平」「公正」といった基本的な意味に始まって、「株式」、「所有権」、「自己資本」…etc.。全部、同じ意味から派生してったんだろうというのは、なんとなくわかるんだけど、会話の流れの中で、咄嗟に意味を掴むのは難しい。

今日の授業中、“equity law”という言葉が出てきた。「公正」「平等」と言った意味を当てはめてみたのだが、イマイチ、しっくりこない。仕方がないのでwikiってみたら、「英米法においてコモン・ローと対置される衡平法」との説明が…。知らんがな、そんなもん。。。(知っとけよって話すか??)
my room, Syracuse, Jan 13, 25:11

No comments: