Monday, November 9, 2009

Damned by crabs

今日は一日、日本人同業他社同期の皆さんと一緒にAnnapolisへ。というわけで、簡単に旅の記録を。

秋晴れに恵まれた今日は、最高の行楽日和。前回、霧のShenandoah Tourに行ったのと完全に同じメンバーだったのだが、その後、皆さん、よほど心根を入れ替えられたらしい(笑)

目的地は、DCから車で約一時間のAnnapolis。DCのお隣、Maryland州の州都にして、かつて9ヶ月間だけではあるが、連邦政府の首都も置かれた古都。また、海軍兵学校(USNA)の置かれている町としても有名である。(右の写真は、Maryland州議事堂の外観。間違っても、Eggers Hall @Maxwellではない。笑)

Californiaの州都Sacramentoもこじんまりとした街だったが(Sacramento旅行記はこちら)、Annapolisの方が断然小さい。というか、市街地の規模で言えば、鎌倉といい勝負じゃないかというくらい。もっと小さいかも。これが人口560万人超のMarylandの州都というのだから、どうやって行政機能を果たしているんだろうかと、不思議に思えてくる。(下の写真は議事堂建物の内部。かつて、連邦の憲法立案会議場としても用いられた由緒ある建物だけあって、合衆国建国当時の星条旗がかかる。stripeだけでなく、starの数も13。)


港、海軍兵学校と見学した後、Bay Bridgeでチェサピーク湾を渡り、半島側へ。わざわざ湾の対岸にやってきたのは、とある有名店(?)で、チェサピーク湾名物のカニ料理を食べるため。

こちらのカニ料理というのは、日本のそれとは幾分異なる。まず、そもそもカニが違う。タラバガニや毛ガニよりはだいぶ小振りな、日本でいうところのワタリガニくらいのサイズのカニである。

で、こいつをカゴみたいなのに山盛り入れて、熱湯につけてひたすら煮る。煮あがったところに上からスパイスを振りかけて出来上がり。あとは、客が自ら、一人一本ずつ手渡されるハンマーでカニの甲羅をたたき割りながらひたすら食べてくださいという容量。食べ始めると皆無口になるところだけは、日本のカニ料理と同じ(笑)

まぁ、それなりに美味しかったのだが、一人、4匹も5匹も食べていると、正直、おなかがいっぱいになる前に、疲れてくる。スパイスの味が非常に濃い(塩辛い)のも日本人にはちょっと…。考えることは皆同じで、口の中がスパイス味でいっぱいになってきた頃、「今度、アメリカでシーフードを食べに行くときは、三杯酢を持参する方がいいかも」なんて、本気とも冗談ともつかない会話が飛び交っていた。

ともあれ、最高のお天気の下、Anapolis観光と、カニに呪われるんじゃないかというほどのカニの一気喰いが出来て、大満足。僕のワガママ通りのプランに付き合ってくださった同行の皆さんに感謝。
my room, Washington DC, Nov 8, 25:33

追伸: 同行のY氏が、帰宅後、蕁麻疹・下痢・嘔吐の三点セットで悲惨な目にあったらしい。「Damned by crabs(カニに呪われる)」なんてタイトルをつけていたが、冗談ではなかった。恐ろしや…。皆さんも甲殻類の食べすぎにはご注意を。

2 comments:

どもどもごぶさた私です~ said...

それって単にアレルギーだと思いますけど。この先、甲殻類食べられないかも・・・。私の友人もつい先ごろ発症して、甲殻類食べられないのは残念だけど、食べるとほんとにひどい目にあうので、とさびしげに語っておりました。

髙林 祐也 said...

友人Yにそのように伝えておきます。伝えるまでもなく、当分カニは見たくないと申しておりましたが…笑