明日は、NCAAトーナメントの16強が対戦する、通称“Sweet 16”の日。アメリカやカナダで、女の子の16歳の誕生日を特別にお祝いする習慣、“sweet sixteen birthday party”にちなんで、そう呼ばれているらしい(…たぶん)。実際には、軒並み2mを越えようかというお兄ちゃん達が、ガリガリとバスケをするわけなので、おそらく、“sweet”なんて言葉の響きとは程遠い展開になるものと思われる。いや、「おそらく」じゃなくて、「間違いなく」だな。
我がSyracuse Orangeは、Homeから遠く離れたSlat Lake Cityで、この“Sweet 16”を迎えるのだが、今年はなんと、全米で4つあるSweet 16(と、その次のquarterfinal)会場の一つに、我がSyracuse市が選ばれていて、お隣のCornellさん始め、全米から4つの大学がお見えになる。そんなわけで、大学構内にある試合会場(Carrier Dome)の周辺は、昨日あたりから、なんとなく、そわそわムード。テレビ局の人が、学生に交じって、その辺で、ロケの練習をやっていたり、普段は適当なポロシャツを着て仕事している入構管理のおじさんが、おもむろに、SUカラーのウィンドブレーカーを羽織っていたり…。
TV局の人たちは、バスケやアメフトの試合があるときには、普段でも、だいたい、一、二社乗り込んできているのだが、今回は、さすがに全米注目のイベントというだけあって、各局の中継車が揃い踏み。日本(てか、関西?)的に言えば、2chから36chまで全員集合~!!みたいな感じになっている。
正直なところ、他の3か所は、どこともプロスポーツ球団のホームアリーナで開催するという中にあって、うちだけ、こんな、愛想も素っ気もない田舎スタジアムで、ほんまにええんかいなという気がする。accommodationだって、貧相なことこの上ないし ― 会場から徒歩圏にあるのは大学構内のSheratonだけ ―、はるばる全米中から来ていただいた皆さんに、試合の前後、ぶらっと楽しんでいただけるような場所も、皆無と言うに等しいし…。(Marshall Street??)
逆に言えば、そんな状況であるにもかかわらず、我がSyracuseがSweet16会場の一つに選ばれたということは、少なくともバスケ界では、「東にSyracuseあり」と、広く認知されているということなのかも知れない。俄かファンなので、詳しいことはよくわからんが、きっとそうであるに違いない。
ロチェスターのコ●ック亡き今(いや、まだ完全には死んでいないか…)、バスケットを、酪農と水力発電と“Wegmans”に並ぶ、upstateの主力産業の一つに数えてあげてもいいんじゃないかと思いはじめた今日この頃。。。
(↓街を挙げて(?)の受入れ準備の様子を伝える地元9cnのニュース)
my room, Syracuse, Mar 24, 23:19
2 comments:
関東は高校野球を6チャンネルで見れないから寂しいですよね。やっぱり実況は植草貞夫じゃないと。
とろこでBoeheimは今日も Arinze Onuakuを使わないようです。
http://blog.syracuse.com/orangebasketball/2010/03/arinze_onuaku_improving_but_st.html
Go 'Cuse!
植草節、懐かしいなぁ~。ちなみに、もっとちっちゃいころは、イニングの間のマンガ見たさに6ch選んでましたけどね。
こないだ、奥さんと6chトークをしてたら、うちの奥さん、関西人のくせに「わいわいサタデー」知らなくて、がっかりしました。まぁ、全く以てがっかりする必要のないネタだと言われてしまえばそれまでなんですが…(笑)
というわけで、Go 'Cuse! Go Boeheim!!
http://www.youtube.com/watch?v=TTRWpAopYFA
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