Saturday, September 26, 2009

Historical Event, should be...

今朝の電話で、奥さんから聞いた話によると、週明け月曜日に投開票を向かえる自民党の総裁選は、いま一つ盛り上がりを欠いているという。さもありなむと言ってしまえばそれまでだが、今回の総裁選は、来夏以降の日本の将来(「自民党の将来」ではない)を考える上で、非常に大きな意味を持つイベントではないかと思う。

この日のエントリーでも書いたとおり、日本に真っ当な二大政党制 ――「成長」に軸足を置く政治か、「分配」に軸足を置く政治かの選択肢が有権者に示されている状態、という意味で―― が根付き得るかどうかについて、僕はまだ、半信半疑であるが、今回の総裁選(とそれに続く動き)は、日本の政治がそれに近づくための、「ラスト」とまでは言わないまでも、かなり貴重かつ稀少なチャンスなのではないかと思う。

こんなこと、僕がわざわざ書くまでもなく、皆さんわかってらっしゃることだと思うのだが、僕自身で、後々振り返ってみるときのために、一言、そのように記しておく。

話は変わるが、英Financial Timesの国際問題コメンテーターが、鳩山首相のことをかなり好意的に記している。曰く、
Yukio Hatoyama, the new prime minister, is rapidly revealing himself as the fun guy of the G20. Obama said that he was amazed and envious that Hatoyama had managed to sneak out to “Pamela’s Diner”, a famous Pittssburgh pancake house. And then when I got back to my hotel to watch the late night news, there was Hatoyama again - throwing out the first pitch at that night’s Pittsburgh Pirates game, clad in the home team’s uniform and cap. Perhaps Britain’s gloomy Gordon Brown could take some tips from his Japanese colleague.
であると。確かに、政策の中身には何ら関係しない他愛もない記事ではあるのだが、渡米してこの方、日本や日本人のことが、こういう形で取り上げられる報道には絶えてお目にかかったことがなかったので、なんというか、良い意味での新鮮な驚きがあったというのが、偽らざるところである。
my room, Washington, DC, Sep 26, 19:00

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