Friday, September 18, 2009

Breakfast Meeting

DCにいる間に、できるだけDCらしいことをしておかないと…というわけで、今朝は頑張って早起きして、とある環境コンサルタントの主催するBreakfast Meetingなるものに出席してきた。8:00から約一時間。会場に着くと、コーヒーのほか、ヨーグルト、ブレッド、フルーツ、カリカリベーコンetc.が無料で用意されている。一人、無闇にうれしがる。

今日のお題はU.S. GHG Regulation Fall Updateとのこと。同社の重役さん達がプレゼンするのを、みんなしてコーヒーをすすりながら拝聴する。事前登録制(誰でも登録可)のaudienceは、40名程度。たまたま僕の隣に座ったお姉さんは、Du Pont社の方で、同社のclimate change戦略を考える部署で働いておられるとのこと。おそらくは、そういった企業の環境部署の方と、政策系の仕事(議員事務所、政策系シンクタンクetc.)をしておられる方が多かったのではないかと思う。あくまで、勝手な推測であるが。

プレゼンは、Waxman-Markey法案、Regional Carbon Market Initiatives(RGGIなど)、post-Kyotoなどに触れた上で、それら制度面の変化が、技術(technology)と市場(market)にどのような影響を与えるかの予測を語る、といった感じ。特に目新しい話はなかったのだが、Waxman-Markey法案については、事情通然とした重役さんが、「近い将来に成立するだろうが、年内の成立は微妙」との見立てを示しておられた。へー。そうなんだ。

当然ながら、lectureの前と後には、猛烈な名刺配り合い大会が展開される。僕は、その隣の席のDu Pontの方と名刺交換をしたくらいで、後はおとなしくベーコンをかじっていたのだが、多くの参加者にとっての本当の目的は、むしろこっちの方にあるのかも知れない。朝っぱらから会場を設営し、朝ごはんまで配ってみせる、このコンサル会社の本当の目的がこの点(=人脈形成)にあるのは、言わずもがなであろう。

ちなみにこのコンサル会社、設立40年の老舗で、エネルギーと環境の分野に特化して仕事をされているらしい。具体的には、電力・エネルギー市場分析・予測、気候変動対策支援(企業向け)、送電網(transmission)分析、エネルギー関連資産のdue diligence…など。

ともあれ、こういう機会に触れられるのはDCならでは。雪国に戻る前に、できるだけたくさん経験しておこうと思う。
E 30th St., Manhattan, NYC, Sep 17, 26:30

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