家に帰ってみると、ポストにHSBCの封筒が。今度はいったい何なんだ…。嫌な予感を抱えつつ、そそくさ封筒を開けてみると、そこには「あなたのところに送ったはずのクレジットカード、まだ届いてなかったら、早急に電話してね」との文字が。そうか。この前届いた謎のカードはクレジットカードだったのか!(注:デビッドカードが届いた翌日、「謎のカード」も届いたんですが、「謎」なので、activateせずに机の引出しにそっとしまってありました。)
いつもなが自分のいい加減さに惚れ惚れしつつ、否、呆れかえりつつ、さっそくクレジット(と判明した謎だったカード)をactivateすることに。デビッドをactivateしたときは、音声メッセージに従ってピポパと番号を打ち込むだけで済んだので、クレジットも同じだろうと決めてかかり、気軽に携帯をダイヤル。オペレーターが相手なら、とてもこんな調子では電話できません。心の準備が必要ですから。
音声メッセージ 「あなたのsocial security number 下4桁を入力してください」
??? なんか話が違うぞ!SSNなんてもっとらんし!! (※ SSNは、日本でも導入が議論されている納税者番号みたいなもんで、働く人しか持てません。)
耳に電話をあてたまま、なりをひそめて敵の動きを待っていると、電話口からは何やら楽しげな音楽が…。こっちは全く楽しくない。ただただ増幅する嫌な予感…。
待つこと、30秒。嫌な予感は的中し、電話口にはオペレーター君登場!! おぉ、まじかぁ…。心の準備できてへんっちゅうねん!!!
そっから先は、「悪夢」の一言。オペレーターの兄ちゃんが、英語で(←当り前)しゃべり続けることなんと12分!!(←まじですよ。) その間、こっちが発した言葉と言えば、「自分のlast name」、「出身地(Osaka)」、「携帯電話の番号」と、あとは3,4回の「yes」だけ。何が起こっているのかさっぱりわからないまま、最悪の時間が過ぎていきました。
12分の悪夢の間に、たぶん、クレジットはactivateされ、ついでに、何か盗難保険的なものを買わされたみたいです。(いちおう、"How much is it?" と聞いてみたら"84 cent"と言ってました。月々なのか、一回の支払い当たりなのかはわかりません。)
去り際に、
兄ちゃん: "Do you have any question?"
僕: "の、のー。"
兄ちゃん: "Great! Welcome to HSBC family!! Good night!!"
と、さわやかな(でも、きわめて空々しい…)挨拶を残して去ってったオペレーター君。
GEICO(自動車保険)のときもそうでしたが、なんでこいつらは、こんなにも電話が好きなんでしょうか?12分もしゃべられたら、僕みたいな英語に多少の難のある(多少??)人でなくても、ていうかネイティブだって、相当うっとおしいんじゃないかと思うんですが、アメリカ人は読まされるより聞く方が楽なんですかねぇ??
こいつら、訴訟で負けないために、敢えて口頭でやり取りしてるに違いない!と勘ぐってしまうのは僕だけでしょうか??
my home, Syracuse, Sep 17, 1:00
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