この日は、国を挙げての追悼ムード一色になるのかと思っていましたが、ふたを開けてみると、正直、拍子抜けするほどに、普通の日と同じで、淡々と一日が過ぎていきました(家にTVがないせいかもしれませんが…)。
とはいえ、僕の通っている大学院では、9/11にちなんで "National Security Advice to the Next Administration" と題したパネルディスカッションが行われるとのことでしたので、面白そうな話が聞けるかと思って参加してみました。しかし、実際には、イメージしていた「パネルディスカッション」とは程遠く、おじさん(いちおう、うちのdeanだそうです。)一人と、おばさん二人が、30分くらいずつ、粛々と講演をしただけで、正直、めっちゃ眠たい内容でした(なので、寝ました。)。
火曜日の「小人モデル」の発見以来、だいぶ英語が聞けるようになった気がしていたのですが、コンテクストについての予備知識がない状態で、テクニカルな話を聞くのは、やはりまだ難しいです…。
ちなみに、CNNのDaily ニュースによると、NY市とDCでは、9.11の追悼集会が開かれたらしく、DCの方ではブッシュさんも追悼公演を行ったそうです。番組の最後にいつものように、Pollの結果が紹介されていましたが(CNNは世論調査が大好きです。アメリカ人の習性なんでしょうか?)、それによると、「Acts of terrorism in U.S. over next several weeks(今後数週間の間に、アメリカでテロ行為が行われる可能性があると思いますか?)」という質問に対して、「Likely」が30%、「Not Likely」が70%。この結果からもわかるように、アメリカ人のテロに対する意識は、少なくとも一般国民レベルでは、かなり冷めてきているようです。ここ、シラキュースで、同じ世論調査を行ったとしたら、肌感覚的には、「Likely」と答える人は30%よりももっと低くなるんじゃないかという気がします。
(写真は、今日、食材を買いに行ったスーパーで衝動買いしたミニパイナップル。食べれるだけの果肉があるのか、いささか不安ではありますが、とりあえず"smell good"です。しばらく机の上に飾ってから食べようと思います。$3.29也。)
p.s. 経済産業省の石黒さんという方(残念ながら直接の面識はありません。)が、非常に面白いコラムを連載されていて、いつも読ませていただいているのですが、最近掲載された『江戸の経済官僚』という記事も、非常にためになる内容でした。紙と鉛筆を準備して、お読みください。
my home, Syracuse, Sep.11, 24:05
No comments:
Post a Comment