Sunday, September 28, 2008

What if someone were there...

皆さんは“金縛り”に遭う人ですか? 僕は時々遭っちゃう人なんです。

「おいおい、何の話やねん。俺は、霊とか呪いとか、その手の話はごめんやで」と思ったあなた! 金縛りに対する理解が足りてません!!! そんなことでは、これからの時代、立派な社会人として乗り切っていけません。(←絶対、うそ。)

そういうあなたのために、今更ながら、金縛りについて説明させていただきます。

金縛りというのは、一種の身体反応で、寝ているときにいきなり起こるものです。言うなれば、こむら返りみたいな感じですね。疲れているときに多いという点も、こむら返りと同じです。

金縛りが始まると、頭はある程度覚醒しているのに身体がまったく動かないという状態に陥ります。頭は、必死に動かそうと、指令を飛ばしまくるんですが、身体はまったく言うことを聞いてくれません(もしかしたら多少は動いてるのかもしれませんが、自分の意識の中では、まったく動いてません。)。そして、僕の場合、誰かが僕の部屋に入ってくるという強い錯覚が伴います。その「誰か」に具体的な役柄が設定されていることもあります(強盗さん、とか)。

ほらね。どっからどう見てもフィジカルな反応でしょ。え?そうは思えない?? んん…この説明、逆効果やったかも…。

ともあれ、僕は時々この“金縛り”なる身体反応(断固、心霊現象じゃないですよ!!)を経験しちゃう人なわけです。僕も初めて経験した時は「なんやこれ!?」って思ってめちゃめちゃビビったもんですが、慣れてくると「あっ、また来たな」くらいに思えます。ただ、「誰かが入ってくる」錯覚だけは未だにどうしても抑えられないんですよね…。

で、今日ですね、Maxwellの自習室でですね、明日の課題を読んでたわけですよ。日曜日の午前中だったので、そのとき自習室に居たのは僕一人。「それにしても眠いなぁー」と思って、5分だけ寝てみたんですが、まだ眠い。教科書に目を移したつもりが、いつの間にかまた眠りに落ちてました。で、次の瞬間(少なくとも僕にとっては「次の瞬間」)、金縛りに襲われたんです!自習室という公共のスペースで!!

金縛り経験が少なくない僕とはいえ、自分ちのベッド以外の場所で金縛りに遭ったのは今回が初めてだったので、さすがに焦りました。しかも、いつもどおり「誰かが入ってくる」錯覚が伴うわけですよ。今日の「誰か」の役どころは「強盗さん」ではなかったですが、でもむしろMaxwellの学生に入ってこられる方がヤバいじゃないですか。「なんやこいつ!?」って思われちゃうじゃないですか!! (ただでさえ、コミュニケーションに難ありって思われてるのに…苦笑)

「あー、やばい、誰か入ってくる!早よ直さなあかん…」と気持は焦るものの、身体は硬直したまま…(下あごだけが半分ズイイ的にガクガク動いてた気がしたんですが、ほんとに動いてたかどうかは不明。)。もがきたおすこと数分間。どうやってその状態から脱け出したのか、記憶は定かでありませんが、気づいた時には普通に戻ってて、「誰か」も実際には入ってきてませんでした。

はぁ…と、一息ついたものの、もしほんとに誰かが部屋の中に居合わせてたら…と、思うと背筋が凍りました。だって、金縛り中の顔って、相当怖いと思うんですよね。もちろん、自分では見たことないですけど。いくら言葉を尽くして「これは身体的な反応なんだ」って説明してみても、ライブでその瞬間見ちゃった人は、間違いなくドンびきすると思う。(しかも、言葉を尽くして説明する英語力なんて持ち合わせてないし…再び苦笑)

と、まぁそんなわけで、「アメリカでの生活」というラベルが、適してんだか適してないんだかよくわからない報告でしたが、今日はそんなことがあった一日でした。ちなみに右の写真は、今朝11時ごろ、自習室に入る前に撮った大学の風景。雲が低く垂れこめてて、そのまま霧になったような天気でした。え?いかにも出そうだって!? だから心霊現象じゃないって言ってるでしょ!!!
my home, Syracuse, Sep 28, 20:20

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