Monday, May 4, 2009

Disemination of LP Gas in Ghana

今日は一日、Evaluation of Interntaional Programのfinal reportを執筆。今日中に終わらせる予定だったが、ちょっと無理そう。あす以降、今学期最後の課題(Economics of Science & Technology のtake home exam)と並行してやるしかない。。
  
前にも一度書いたが、このコースのfinal paperは、「実在する国際機関のプログラムの政策評価プロジェクトを立案せよ」というもの。評価項目の選定から始まって、データソースの指定、評価に必要な期間・人数・費用の算定に至るまで、とにかく具体的に詰めてこいという課題。いろいろ調べているうちは楽しかったのだが、いざ詰め始めると、ほんとの仕事みたいで、ちょっと飽きてきた(笑)
  
僕が「バーチャル政策評価」の対象に選んだのは、UNDP GhanaのLPガス普及プロジェクト。都市部での電気普及率は、サハラ以南のアフリカ諸国の中で飛びぬけて高いガーナだが、田舎の方(具体的には北部三州)に行くと、薪以外にまともな燃料のない地域もまだまだ多い。森林破壊・砂漠化を促進し、NOx・SOxを発生させるだけでなく、女性の教育の機会をも奪う(←薪集めに時間を取られるので)薪燃料。その使用を卒業し、LPガスへの移行を促すプロジェクトが、UNDP、ガーナ政府etc.の協力の下、数年前から行われており、その2008年プロジェクトを、今回の課題の「バーチャル評価」の対象として選んだ。
   
当たり前だが、とにかく話が具体的。たとえば、初期投資として各世帯が買わないといけないガスボンベの値段の高さが、普及の進まない大きな原因の一つになっているのだが、これに対する解決策として、「micro-financeで融資する」という案があるのはもちろんのこと、その他にも、「現行の5kgボンベではなく、比較的安い2kgボンベを販売する」「ボンベはガス販売会社が保有・貸与することとし、そのコストは、毎月のガス代に含めて回収する」などなど、いろんな案が検討されている。しかもそこで必要とされる知識は、"finance", "supply chain management", "mass marketing"など、どちらかというと、ビジネスの世界で求められるものが多い。ビジネスコンサルから開発の世界に転身する人が多いのも、この辺の事情が関係しているのだろうかと、何となく思ってみたり。
  
ともあれ、新しい世界を知れるのは面白い。ガーナに飛び立つ前に、micro-financeの話は、もう少し勉強しておきたいと思う。

ガーナの話とは全く以て関係ないのだが、最近、Maxwellのトイレがおかしい。いつ行っても、やけにむっとしているし、用を足して水を流すと、水じゃなくてお湯が出てくる(もちろん触ったわけではないが、熱気で十分伝わる)。手洗い場の蛇口も、お湯と水が表示の逆。というわけで、工事の人が、熱水と冷水の配管を間違えて繋いでしまったのではないかという疑惑が立っている。こういう日本では聞いたことないようなミスが起こってしまうのが、アメリカのアメリカたるところ。まったく、簡便していただきたい。。
Maxwell School, Syracuse, May 3, 26:02

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