昨日何かのwebニュースで、その話をちら見したときには、「へー。そうなんだ。。。」と薄い反応をしただけで、そのまま忘却の彼方に飛んでってしまっていたのだが、今朝、いつも通りgmailを立ち上げてみると、有無を言わせずGoogle buzzへのイザナイ画面がshow up。
「まったく、いつも強引なんだから…」と、内心、儚い抵抗を試みてみるも、「設定は不要」という、それだけ見ても何のことやらよくわからない(けど、確かに魅惑的な)甘い言葉に踊らされ、次の瞬間には、buzzの立ち上げボタンをクリック。ありゃ。
“本家”twitterにも、ほとんど着いていけていない状態なので(参照)、twitterとGoogle buzzの「つぶやき」バトルの行く末を占うなんて所業は、僕には完全にお手上げだが、たぶん今頃、世界中の人たちが、ああでもない、こうでもないと、自論を展開しまくっているんだろう(と、数分前、無邪気にbuzzでつぶやいてみた。笑)。
僕のようなgmailのheavy userからすると、別個にtwitterの画面を立ち上げなくてもそのままの流れで「つぶやけ」るというのは確かに便利。だからと言って、既にtwitterに定住している人たちが、どのくらいbuzzに引っ越してくるのかは、正直、僕にはよくわからない。
一方、僕が気付いていなかっただけでbuzzが始まる前からそこにあったんだと思われるが、gmailに ― という言い方が適当なのかどうか、もはやよくわからなくなってきたが ― 「アカウント」なるコーナーが出来ていて、写真やら趣味やら得意技(?)やら、とにかく何でも「自分」に関する情報をアップできるようになっている。これに「つぶやき」機能が加わったとなると、それって、twitterというより、むしろfacebookの対抗馬だよね、なんて思ってみたり。
去年、何かのIT系情報サイト(残念ながら名前は忘れた)で、「Google帝国に対抗できるのはfacebook、お前だけだ!」みたいな内容の記事を読んだ。ネットワークサービスの核である「幅広い個人の囲い込み」に成功しているのは、いまやGoogle(具体的にはgmail)とfacebookだけ。もし仮に、facebookが、メール機能をgmail並みに強化できれば、Google帝国を倒せるはず!!(でも、facebook君、キミはそのオプションを取らないよね?惜しいなぁ…) みたいな内容だった気がする。
その筆者の予測通り、facebookのメール機能は、今に至るも、イマイチ改善されないままだが、そうこうしているうちに、逆にGoogle帝国が、facebook領内への本格進撃を開始した、ということになるわけか…。
「便利」と「危険」は常に裏腹。このままGoogle帝国に呑みこまれていくのは、便利過ぎてさすがに危ないかも…なんて、素人ながらに考えてみた一日であった――なんてエントリーを、“powered by Google”のblogでしたためている時点で既に。。。
Maxwell School, Syracuse, Feb 10, 23:05
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