話しぶりから察するに、そのご夫婦とうちの大家氏とは、特に面識はなさそうな様子。そこの病院で、ときどきボランティアをしているという話は前にも大家氏から聞いていたのだが、ボランティアでそんなことまでやるんだと、正直、少し驚いた。
この国の人たちは、「政府」なる存在をあんまり信用しないというだけあって、たまに、僕なんかからするとビックリするような“助け合い精神”――なんて言い方しちゃうとひどく安っぽいですけど――を発揮する。まぁもちろん、みんながみんな、そうだという訳ではないにしても。
このvolunteerismと、彼ら一流のcapitalismは、どうやって結合しているのだろうか、なんてことも考えてみたり。一見、相容れないように見える、二つの“-ism”は、「アメリカ的liberty観」という、共通の思想的土台によって結び付けられているのです――なんて説明になるのだろうか。
あ、豆撒くの忘れた…。
my room, Syracuse, Feb 3, 24:07
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