Wednesday, July 1, 2009

Kill-time on a Holiday

今日はRepublic Dayというガーナの祝日。何の記念日なのかはよくわからない。独立記念日はまた別にあるらしい。ともあれ、祝日なのでインターン先もお休み。なのだが、家にいててもあまりやることもないし、インターネットにもお金がかかるので、オフィスにきてちょこちょこ調べ物をしている。

先日このblogでも紹介した、UNEP RisoのCDM Pipeline overview。若干情報過多で、言葉に置き換えないことには、数字を見ているだけでは実像が見えてこないので、以下、僕なりの切り口で勝手に解釈してみる。
  • “Registered”の案件のうち、アフリカの案件は30件のみ(全体では1,699 件)であるが、これらの他に、“Correction request”状態のものが3件、“At Validation”のものが67件ある。
  • それら30件の“Registered”案件からのExpected CERs(pre-2012)の合計量は、52,344,832 tCO2であり、世界全体(> 1,620,000,000 tCO2)の3%。一方、“Correction request”と“At Validation”の案件(70件)のExpected CERs(pre-2012)の合計量は27,416,973 tCO2 。案件数で見れば、“Correction request”+“At Validation”は、“Registered”の倍以上あるが、Expected CERsでみると、約半分。一件当たりの排出削減量の大きい「優良」案件から開発されていったということか。
  • “Registered”案件だけで見ると、南アフリカが全アフリカ案件のうちの半分(15件)を占めているが、それに“Correction request”と“At Validation”の70件を加えた全100件で見ると、南アの案件シェアは27%に下がる。シェアを伸ばしているのは、ケニア(14%)、エジプト(12%)、ウガンダ(10%)、モロッコ(10%)など。
  • これら100件についてExpected CERs(pre-2012)の合計量を見ると、南ア24.5%、エジプト20.4%、ウガンダ1.5%、モロッコ3.3%、ケニア3.7%。ウガンダ、モロッコ、ケニアの3カ国は、プロジェクト一件当たりの排出削減量が比較的小さいということ。
  • 反対に、案件数に比して排出削減量が多いのがナイジェリア。案件数で見ればアフリカ全体の6%だが、Expected CERsで見ると33.8%で首位。油井でのフレアガス回収(2件)、セメント工場でのenergy efficient(1件)、水力発電施設の改修(1件)と、大規模案件を4件抱えていることが大きい。
  • 案件数上位4カ国のプロジェクトの内訳は以下の通り。
    【南ア】 Landfill Gas(LFG) 6件、N2O、Fossil Fuel Swich、Biomass Energy 各4件、その他。
    【エジプト】 Wind 4件、LFG、Energy Eficiency (EE) own generation 各2件、その他。
    【ウガンダ】 Reforestation 5件、Biomass Energy、Hydro 各2件、LFG 1件。
    【モロッコ】 Wind 3件、Solar、LFG、Biomass Energy 各2件、Biogas 1件。
    【ケニア】 Reforestation 7件、Hydro、Geothermal、Biomass Energy 各2件、Cement 1件。
  • エジプト、モロッコといった北アフリカの国がRenewable Energy系の案件を多く開発しているのに対して、ウガンダ、ケニアといった東アフリカの二か国は、Reforestationに頼るところ大。(Reforestation案件は、CDM化が難しく、これまでにRegisterされた案件は世界でも3件のみ。また、EU-ETSでの使用が認められていないため、post-2012 CERの買い手が極めて少ないという問題もある。)
  • 西アフリカ、中央アフリカの国について見ると、カメルーン1件(LFG)、コートジボアール1件(Biogas)、リベリア1件(LFG)、マリ2件(Hydro、Reforestation)、ナイジェリア6件(Fugitive×2、Cement、EE Households、LFG、Hydro)、ルワンダ1件(EE Households)、セネガル1件(Biomass energy)、ウガンダ10件(上記のとおり)、ザンビア1件(EE Households)。やっぱりCDM初心者に向いているのは、LFG-Biogas系??
  • また、南ア、ウガンダ、セネガル、チュニジアは、果敢にもPoA (programme of activities)に挑戦中(いずれもAt Validation段階)。セネガルは蛍光灯、ウガンダはWaste Compostingで、南アとチュニジアはSolar Water Heater。蛍光灯は、正直難しいと思うのだが、後の二つはどういう形でPoAにしようとしているのか、少し掘り下げて調べてみようと思う。

完全に自分用のメモになってしまいました。。

Accra, Ghana, July 1, 14:33

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