前回のエントリーでは、酷評させていただいた本プロジェクトだが、今日のワークショップでは、多少なりともリアリスティックな方向への修正意見もちらほら。そんな様子を見ながら、「なるほど、開発プロジェクトってのは、こうやって進んでいくんですね」と、僕の中でも、いちおう、納得ができたような、できなかったような…。(どっちやねん)
ワークショップ終了後のフランス人おじさんのコメント:「excellent。私が担当している案件の中で、この案件が間違いなく一番うまくいっている。他の国とは比べ物にならない!!」
もちろん、ガーナ側スタッフへのねぎらいの意味もあるのだろうが、彼の言い方から察するに、本音の部分も大きかっんじゃないかと思う。他の国のケースでは、カントリーレベルのワークチームが機能せず、彼自らプロジェクト案を書きおこす、なんてケースも少なくないんだとか。このあいだは酷評してしまったこのプロジェクトだが、プロジェクトの案を、地元の人が自律的にまとめられるというだけでも、ガーナはやはり、すごい国なのかも。
そんなフランス人おじさんが、仕事中にちらっと漏らした、こんな言葉が胸に響いた。“I’m pessimistic, but active.” 僕自身、「こうありたい」とぼんやり思っていたことを、きわめて簡潔に、言葉にしてくれた感じ。この言葉、僕もどこかで使わせてもらおうと思う(笑)
my room, Accra, Ghana, July 17, 23:45
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