毒にも薬にもならないことをしゃべっても仕方がないので、それなりに批判めいたことも織り交ぜながら(というか、それだけ!?)10分弱ほどしゃべらせていただいた。ポイントは以下の3点。
- CDMを担当させていただいたのはいい勉強になった。ただ、その結果として、CDMを実施するのは難しいということがよくわかった。
- Climate ChangeやOzone Layer Protectionにかなり力を入れているのはそれはそれで素晴らしいが、domesticかつconventionalな環境問題(ゴミ処理、大気汚染、etc.)がおざなりになってはいないか?
- 組織内のknowledge managementができてなさ過ぎ。というか、そもそも「チーム内で情報をシェアする」という発想を持っていない人が多い。その点、もう少し改善されてみてはいかがでしょうか?
聞けば、マンチェスターでEnvironment & Developmentを学んできたとのこと(たぶんここですね)。ちゃんとしたことを教えているなぁと思う。こういった古典的な環境問題(いわゆる「公害」)への取り組み方に関する留学生向けの教育は、公害を乗り越えてきた歴史を持つ日本(の大学)にとって、本来、もっと強くていい分野だと思うのだが、それをするには、言語の壁が大きすぎるのだろうか。はたまた、日本の、いわゆる「環境系」学部・学科は、気候変動を追いかけるのに忙しくて、もはや、公害対策の分野に多くのリソースを割いている暇はないのだろうか…。
もったいないことだと思う。せっかくのknowledgeが散逸してしまう前に、何か手を打たないと。
my room, Accra, Ghana, July 28, 19:53
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