その点は、中国やインドと決定的に違う気がする。今後、何年、何十年と経ったとしても、ガーナが、年率二桁%以上の経済成長を経験する日なんて、まずやってこないんじゃないだろうか。
それが良いことか悪いことかは誰にもわからない。「これがガーナ流なんです」と言われたら、我々外国人としては「はい、そうですか」と言わざるを得ないだろう。
ただ、問題は、いまのガーナの定常状態(或いは、ちょびちょび右肩上がり状態)が、自立的に達成されているわけではなく、諸外国からの援助があって初めて達成されているという現実だ。援助なしでは、現状維持もままならないけれど、援助を続けたからと言って、援助の必要ないレベルまで発展していくわけでもない(たぶん、ない)。
よくよく考えると、これはなかなか難しい問題だと思うのだが、援助する側もされる側も、今の状態が「当たり前」になっていて、難しく考えている人がいないんだろうなぁという気がする。落ちのない話で恐縮です・・・。
my room, Accra, Ghana, June 12, 21:53
2 comments:
ひとまず2週間お元気そうで何よりです。
何となく、行間から伝わってくるものがありますが、まだ6週間?近くあると思いますので、焦らず。
ちなみにシラキュースとの時差はどれくらいですか?
誰かがビシバシ鍛えてくれる環境ではないので、スキルを磨くと言う意味ではあまり効率的でないと思いますが、「なんで?」「どうして?」と感じる機会には事欠かないので、いろんなことを考えるにはいい環境だと思ってます。
Syravuseとの時差は4時間です。天下のGMTですよ!!(←それがどうした。。)
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