Saturday, June 13, 2009

Ghanaian Weding Party

インターン先の上司Sさん(←3週間の夏休み中♪)が、「妻の誕生日&娘のengagement」を記念してパーティを開くというので、Accra郊外のSさんのお宅へ。ホームパーティみたいなものを予想して行ってみたら、本気の結婚式だった。それならそうと言っておいてくれ。。。と言っても始めらないので、平服のまま(…)、ガーナ流結婚式に参加させていただく。
     
ガーナの人たちは(というか、僕以外全員そうなのだが)、基本、ガーナの民族衣装。上司Sさんも、普段職場で見かけるスーツ姿より、遥かに見栄えがする(失礼!?) ただ、洋装の人も少なくない。この辺は、日本と似ているかも。
   
新郎新婦不在の中、家族だけで式は始まり、両家メンバーの紹介が延々続く(もちろん現地語)。その後は、引き続き新郎新婦のいない中、大量の結納品が運び込まれる。ドレス、寝具、装身具、スーツケース、お酒…etc. ものすごい量の贈り物。隣の席のおじさんが教えてくれたところによると、新朗側から新婦側に贈り物を贈るのが習慣なんだそうで。これも日本の結納とそっくり。
  
律儀にも、贈り物一つ一つに説明がついてくる。しかも、毎回違う人が説明に立つ。たぶん、ドレスは新郎の両親から、スーツケースはおじさんから、お酒はいとこから…みたいな感じなんだろうと思う。ときどき笑いも起こっていて、皆さん非常に楽しそうなのだが、引き続き現地語なので僕にはさっぱりわからない(沈)
  
特段、「儀式」的なものもない中、年長者らしき人によるキリスト教式のお祈りを以て式は終了。参加者は、三々五々、部屋から庭に下りていく。あれ、新郎新婦は???
   
庭に下りるとテントが張ってあり、さながら野外パーティ会場の様相。ざっと見た感じ、300席くらいはあったと思う。めちゃめちゃ盛大。披露宴は、そんな野外会場でのビュッフェパーティ。終始、アップテンポの音楽が流れていて、ご飯を食べ終わった人から、そぞろに踊り始める。年配の参加者は言うに及ばず、ご飯を運ぶ給仕さんや、3, 4歳の子供たちまで、自然と体が揺れているのが面白い。この辺は、さすがアフリカ。中でも一番盛り上がってたのは、Sさん夫妻だったりする(旦那58歳。奥さん60歳)
  
そんなこんなでしばらく待っているとメインテーブルにケーキが運び込まれる。ようやく新郎新婦の登場かと思いきや、なんと、奥さんの誕生日お祝い用のケーキだった。奥さんもノリノリ。happy birthday song大合唱のあと、なんと、奥さんによるケーキカットまで。さすがにちょっとやり過ぎやろう…と思って見ていたら、入刀の瞬間、ケーキ台の両端から花火が噴出。もはや言葉を失う僕。ここまでやるならある意味あっぱれ(笑)
  
ケーキ入刀(?)を見届けたところで、職場の人たちは帰るというので、僕も一緒においとまさせていただくことに。結局、新郎新婦にはお目にかかれずじまい。新婦の母が入刀したケーキの横に、もひとつ大きなケーキがセットされていたので、たぶん、これから出てくる予定だったんだろうけど。。とはいえ、僕がおいとまさせていただいた時点で、既に式の開始から5時間余り。新郎新婦が登場したところで「はい終了」なんてことになるとも思えず。あの会は、いったい、いつまで続くのやら…。

パーティを盛り上げる合唱団。その場で彼らのCDも買えます(笑)











披露宴会場の様子。皆さん、ご飯を取りに行ってたときなので空席がありますが、実際には満席でした。
                 
      
my room, Accra, Ghana, June 13, 18:44

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