Thursday, June 4, 2009

Surrounded by ...

仕事の後、ルームメイトに誘われて、カナダ大使館主催のパーティへ。白人だらけの会場の中、久々のどアウェイ空間をしばし彷徨う…。
  
Syracuseにいたときもそうだったが、こういう飲み会の席が一番しんどい。「所在なげ」という言葉があるが、「なげ」どころではなくて、どう考えても「所在ない」。そんなわけで、会場では、「来なきゃよかった」と何度か思っていたのだが、帰り道、ルームメイトから“Did you have a good time?”と聞かれ“Sure”と答えてしまうあたり、「日本人だなぁ」と思ってみたり。まぁそれ以外になんて答えられる??って話なんだけど。
  
ここから先は、いちいち真面目に分析するような類の話でもないのかもしれないが、半分、愚痴ということでお許しいただきたい。
  
こういう会に出てみると、「世界は結局、アングロ=サクソンな皆さんの間で、よろしく転がされているわけね」という気がしてくる。普段は別に、従属理論の信奉者でもなんでもないんだけど。
  
今日の会にしてみても、なかば、在ガーナ英米豪加人の「サロン」といった様相。黄色人種は自分だけで、他には、日本人も中国人もゼロ。パスポートさえ見せれば誰でも入れる会なので(会費も不要。飲食代は実費だが激安)、「オープンだ」と言ってしまえば確かに「オープン」なのだが、実際のところ、僕みたいに、たまたまカナダ人のところに転がりこんでいるような稀有なケースを除けば、英語を話す白人以外の人間が、この会に誘われることは、おそらく稀。結果、あくまで「結果的に」ではあるが、アングロ=サクソンだけの閉じたコミュニティが形成され、その人たちの間での「ツーカー」の関係が醸成されていく。そして、その「ツーカー」コミュニティの間で、政・財の重要な事柄が決められていき…と考えるのは、被害妄想が過ぎるだろうか…??
my room, Accra, Ghana, June 4, 24:42  

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