Wednesday, October 1, 2008

Senate passes bailout

リンクを張らせてもらっているバークレーのS君やミシガンのNさんに比べると、なんとなく余裕ぶっこいていた感のある僕ですが、そろそろお尻のあたりに火が点いてきました。そんなわけで今日はちょっと遅くまで自習室にこもって勉強してたんですが、帰り道、真っ暗なキャンパス内を歩いてると、どこからともなく奈良公園が…。鹿さんの出没の可能性が疑われます。(あるいは、鹿風の臭いの人間さんが通ったのかも。。。)

来るべき冬に備え、パソコンのデスクトップにダウンロードしてみた「天気予報」によると(備えになってるのかなってないのか微妙…。)、明日の最低気温は6℃だそうです。結構来てますよね。ちなみに24時現在の気温は9℃。西南西の風、風速5km/hだそうです。え?そんな情報要らん? ごめんなさい、知っててやっちゃいました…。


冒頭でも書いたとおり、ケツに火が点いているので(←その割にしょうもないこと書いててますよね。。。)、ここから先は手短に。ちなみにソースはCNNです。

今から3時間くらい前、米上院で、金融安定化法案(上院修正版)が可決されました(賛成74:反対25)。Obama君やMcCain君も、予想通り、賛成票を投じたそうです。

下院での衝撃的否決を踏まえた上院での修正ポイントは、実物経済向けの景気対策(主に減税)をいくつか追加したこと。中には、「再生可能エネルギー減税の拡張」なんてのも含まれています。うーん、「風が吹けば桶屋が儲かる」ならぬ「風が吹けば風車が回る」とでも言いましょうか…。あ、風が吹いて風車が回るのは当り前ですね。

これらの修正は、「庶民の血税使って、ウォール街の金融エリートを助けるなんてのはけしからん!!」とおっしゃっていた(おもに共和党の)法案反対派議員をなだめるためのもの。上院の共和党院内総務(Senate Minority Leader)を務めるMcConnellさん曰く、

This is a measure for Main Street, not Wall Street. [It will help] to unfreeze our credit markets and get the American economy working again.

この法案は、Main Street(実体経済)のためのものであって、Wall Street(マネー経済)のためのものではない。信用市場を解凍し、アメリカ経済を再び胎動させる手助けとなるだろう。

だそうです。どう考えてもそれは言い過ぎだと思いますが($700billionもウォール街に突っ込んでおいて…。)ちなみにこのMain Streetという言葉、最近ニュースでよく耳にします。Wall Street(マネー経済の象徴)に対峙する概念として、「実体経済」てな感じの意味で使われているようです。

もっとも、この修正を受け、下院がすんなり法案を通すかどうかは、まだ不明です。下院での反対理由の、もうひとつの大きなものは、「政府が市場に過度に介入するのはまかりならん」という市場信奉主義的なもの。この立場で反対した人は、今日の上院の修正を踏まえても態度を変えない可能性が高いです。(CNNには、「やっぱりこんな法案ヤだから、今度も絶対反対するわ」と言っている下院議員(民主党)のコメントが出てました。)

とはいえ、どっちかいうと、下院も通過しそうな雰囲気が漂ってきました。しかしですねぇ、法案がこのまま成立したら、連邦政府の税収は10年以上にもわたって$110billionも減っちゃうそうです。まったく人んちのことは言えませんが、この国の財政、ほんとに大丈夫なんでしょうか…? まぁ、この期に及んでそんなこと考えてられまへんってのが本音のところなんでしょうが…。
my home, Syracuse, Oct 1, 24:35

2 comments:

Anonymous said...

早くも6度ですか!?まだ10月に入ったばっかりですよ。先が(略)。

こちらも試験と宿題の自転車操業が続いていますが、英語がやっかいです。レポート提出ってきつくありません?

髙林 祐也 said...

キツい。英語書くのって、めちゃくちゃ時間かかるよなぁ…。書き始める前のえもいわれぬ憂鬱感が最高に…嫌いです(苦笑)