ちなみに今日の採決結果は、賛成:263 対 反対:171。これだけ見ると余裕持って通過したみたいですが、共和党議員だけに限って見てみると、賛成:91 対 反対:108で、未だ過半数は反対。 アメリカの国会議員って、意外ととことん持論にこだわるんだな、と少し驚きました。アメリカの国会って、造反しても、あとからいじめられたりしないのかなぁ…。どなたか知ってたら教えてください。
さて、話は全然変わりますが、今日の英語の授業中、先生がちょっとうれしい(?)ことをいってくれました。どんな話かというと(先に言っときますがしょうもない話です)、「"can" と"can't"、"〇teen"と"〇ty"(たとえばthirteenとthirty)は、nativeにも聞きわけづらいことがある」とのこと。うれしいこと言ってくれるじゃないですか。それを聞いた僕は、「うんうん」と思いっきりうなずくとともに、積年の心のつかえから少しばかり解放されたのでした(そんなたいそうなことかい…。)
"thirteen"と"thirty"は、stress(日本でいうところのアクセント)の位置が違うというのが教科書的な説明ですが(前者は"-teen"、後者は"thir-")、先生曰く「日常会話の中で、それを聞き分けるのは困難」とのこと。よく知ってます。むしろ、後者は"-ty"を"-dy"みたく発音するということをよりどころに聞き分けた方がいい、とのことでした。
一方、"can" と"can't"については、残念ながら攻略法はないそうです。非常に残念。。。
アメリカ人は、語中・語末の"t"を、実際には"t"と発音せず、喉の奥の方で一瞬息を遮る(敢えて日本語にすれば「んぐっ」って感じ)ことで代用するので、"can" と"can't"の違いは、実際には「キャン」と「キャンぐっ」くらいのもの。このレベルを音だけから聞き分けるのは、正直きついので、僕も普段は、文脈やジェスチャーで補いながら判断してるんだと思います。まぁ、あんまり判断できてないですけどね。
"can" と"can't"についての先生の説明の後、コロンビア人のおじさんがびみょーな発音で、"Completely I can("can't"にも聞こえる) understand you." と言って、先生のとまどいとクラスの笑いをさそってました。逆境を笑いに変えるラテン系のノリ、見習わないといけませんな。コロンビアおじさん、サスガです。
my home, Syracuse, Sep 3, 22:17
1 comment:
「"can" と"can't"については、残念ながら攻略法はない」この結論、どこかとっても好きです。わからなかったら、相手に「can それとも can't」って、確認すればいいのかな。「聞き取れなくても大丈夫」そんな気分にさせてくれます。
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