Wednesday, October 15, 2008

What's with a blue shirt?

カナダでは、今日、下院の選挙があり、Harper首相率いる与党・保守党が議席を伸ばしたそうです。なんて話でお茶を濁してますが、カナダ報告は今日も書けそうにありません。最近、なんだか忙しい…。

今日の午前中、Maxwellの自習室で勉強してたときのこと。カリフォルニア出身のD君(←超純朴でめっちゃ良いヤツ)が「やぁやぁ」とやってきて、「"blue shirt"がどうしたこうした」と言い始める。一瞬にして「?」で埋め尽くされる僕の脳ミソ。彼が着ているシャツは黄色だし、僕のシャツはグレー(てか、そもそも青いシャツなんか持ってへん…)小声でしかしゃべれない自習室では埒が明かないと判断、彼を廊下に誘い出して話の続きを聞こうとするも、結局、理解できずじまい…。

「こんな僕でごめんよ…」と思いつつ、

「そういえばmid-term exams の調子どうよ?え、このあとあんの?ほなGood Luckやで~!!」

と持ち前の適当トークでその場をやり過ごした僕。席に戻ってPCを見てみると、D君からのメールが。曰く、

「今日は、大学がタダで"flu shot"(=インフルエンザの予防接種)を提供してくれる日です。気になる人は、ぜひ行こうね!!」

とのやさしいメールが…。

"blue shirt"と"flu shot" 確かに、似て非なるもんですよね。(←まったく似てません…)


今日は午後にも英語で凹むことが。VanSlike先生の講義が、物理的な音としては、いちおうほぼ全部聞こえてるんだけど、頭の中で意味としての「像」を結ばない…。S君が、数日前のブログで、“思考に対する言語の機能には①「伝えたいこと」(思考の結果)をアウトプットする機能、②抽象的な思考のプロセスをサポートする機能 の2つがある。”“①は英語でもあるていどいけるけれど、②は英語ではできない”という話を書いてましたが、僕の場合その更に前段階で、「①物理的な音(=空気の振動)としての英語は拾えるようになったけど、②抽象的な“意味”の運び手としての英語はまだ捕まえきれていない」という状況なんだと思います。

さすがに、いちいち日本語に置き換えてるわけではないですが、難しい言葉が耳に飛び込んでくると「うんうん、これはこういう意味だよな」と「確認」あるいは「反芻」するプロセスを挟みたがる。完全にそれが癖になってる。で、それをやってるうちは、VanSlikeみたいにある程度、抽象的に話をする人の英語は、音としては聞けても、ちゃんと理解するのは無理なんだと思います。

脳みその中のバリア(=「確認」を要求する関所)にぐりぐり穴を開けて、聴覚の担当部署と思考の担当部署の直通回廊を開通させないといけない!! それってたぶん、逆上がりみたいなもんだと思うんですよね。ずっと続けて練習してれば、いつかコツがつかめてできるようになる。(はず)

ちゅうわけで、何かと忙しくもある最近ですが、抽象的なお話のリスニングを重点的にやってみようと思ってます。Nさんにメールで教えてもらったE&E TVなんかを聞きつつ。成果がでたらまた報告します。

あ、あと、どうでもいいっちゃぁどうでもいいんですが、最近、僕のブログから、文字のサイズを変えたり、文字の色を変えたりする機能がなくなっちゃいました。どこかで見かけた人がいたらお家に帰るように言ってやってください。
                          my home, Syracuse, Oct 14, 25:06

2 comments:

Anonymous said...

こんにちは~。すごいですね、おもしろおかしく頑張っていますね。さすが関西人、おもしろい!これ、帰国したらエッセイ集で出せばいいのに。現役官僚、涙の留学体験記。
がんばってくださいね~

髙林 祐也 said...

過分のお言葉、恐縮です!! エッセイ集にまでなるかどうかはわかりませんが(笑)、ぼちぼちがんばって続けます~。Syracuseには、いつ頃お越しの予定で???