Saturday, October 25, 2008

Three Big Social Problems in US

円ドル、一時はすごいとこまで行きましたね。昨日、このブログを書き始めた頃には確か98円台くらいだったと思うんですが、みるみるうちに下がり始めて、僕が寝る直前には92円台に!! 思わず実家の母上に送金をお願いしてしまいました(ネットでオーダーできるサービスに日本で入ってこなかったのが悔やまれる…)。

なんで東証の株価は毎日がんがん下がってんのに、円のレートはこんなに高騰してるのか―。そんな話は、僕みたいなド素人のブログを読んでいただくよりも、プロのサイトをググっていただく方がよっぽど効率的なわけですが、僕自身の備忘録のつもりでごく簡単に円高の理由を書かせていただきます。

一言で言うと、「円キャリー取引の解消」が今回の円高の原因。もうちょっとだけ詳しく書くと、たぶんこんな感じです。

日本の金利は、いまだに世界の中でも異様に低いので、誰かからお金を借りて投資をするなら、日本でお金を借りるのが一番トク。だから世界中の投資家がこの手法(「円キャリー取引」と言います)をつい最近までバンバン利用していました。円キャリー取引をする海外投資家は、日本で借りたお金(日本円)を外貨(ドルとかユーロとか)に替えて投資に回すので、円キャリーは、円売り・外貨買い(⇒円安)を助長します。

ところが、昨今の金融危機で大損をこいたのが欧米の投資家。彼らは当座の現金を必要としており、そのために、手持ちの投資案件のいくつか(又は全部)を引き揚げざるを得ない状況になっています。円キャリーで投資していた案件を引き揚げるためには、最終的に円に戻して借りたお金を返さなければなりません。このため、円に対する需要が発生し、ドル・ユーロに比べて相対的に円高になっているというのが、今の円高の基本的なメカニズム、なんだそうです。

ただし、24日付の日経の記事によると、第一生命経済研究所は「今の状況は『異例中の異例』」との見解を示しており、「今後、ドル安へ向かうとのシナリオを描」いているとのこと。この予測が当たっているとすると、週明けには、95円より安い水準に戻しているかもしれません。

ただ中長期的にみれば、アメリカの要望で、日本円の(相対的な)高値が政策的に維持される(維持させられる)といった事態も考えられるんじゃないかと思うんですが、日本経済も決して好調とは言えない今の状況では、そんなことはあり得ないんでしょうか?11/15の金融サミットで、何かが起こるのでは?と勝手に思ってるんですが。


話はぜんぜん変わりますが、今日はクラスメイトのD君の誕生日でした。というわけで、郊外のイタリア料理屋さん(Olive Gardenというチェーン店)で誕生日会9一次会、Euclid Ave.の友達のおうちで誕生日会二次会をやって帰ってきました。(例によってお酒は一滴も飲まず。笑) D君の誕生日会とはいえ、参加者が20人もいてれば全員が常時D君と絡んでいられるわけでもないので(それができたたらD君は聖徳太子越え!!)、あちらこちらで適当なおしゃべりが始まるわけですが、目下の一番の話題は、来週金曜日に迫ったHalloweenのcostumeの話題。

去年のMaxwellのHalloweenパーティの写真がメールで回ってきてたりもしたんですが、結構みんな気合入ってるんですよね…。どんなかっこで行けば、寒すぎもせず、痛すぎもしない、素敵な東洋人とみてもらえるのか(どんなreputationを期待してるんだ…??)。それが何気に、最近の一番の悩みの種でだったりします。平和な悩みですいません…。

そんなことを言いつつも(そんなこと言ってるから??)、今週末はやることが満載です。冬もの衣料もいい加減買いに行かないと、ほんとに凍死しちゃいそうだしなぁ…。ちゅうわけで、明日はあまり気を抜かず、ウィークデイの気分でお勉強に励んでみます。
my home, Syracuse, Oct 24, 26:17

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