Saturday, October 25, 2008

A chance of snow showers...

陰気な天気です(―。―;) 雪こそ降っていませんが、濃淡のない灰色の空からは、冷たい雨がしとしとと。。

来週は晴れるかなぁ…と思って天気予報を見てみたら、雪の予報ばっかしでますます萎えてしまいました。バークレー在住S君のブログを読むと、更に萎えれます(笑) S君曰く、「唯一季節の変わり目が感じられるのは、リス君。彼らは、冬の間の食糧を求めてか、大変活発に活動をされています。」とのことですが、はっきり言って全然甘いです。シラキュースのリス社会は、深刻な寒波の到来を目前に、最近、めっきり荒んでます。仲間うちの抗争が絶えません。今朝も登校途中にリスA、リスB、リスCによる三つ巴のなわばり争いを目撃してしまいました。ああ、なんとおぞましい…ということはなくて、結局リス君たちは、ケンカしててもコミカルなんですが(笑)

同い年の韓国人のクラスメイトY君に、「Law Schoolの図書館がイケている」という耳寄り情報をいただき、今日は朝からLawの図書館に居座ってます(このブログには、“超いいやつ”がたびたび登場しますが、彼もたぶん“超いいやつ”です。)。トイレが遠いことと、若干寒いことを除けば、Maxwellよりかなり立派な環境です。良い場所、覚えました。

今日はここで、朝からVanSlyke先生のAssignmentをやってました(来週火曜日提出)。課題の概要はこんな感じ。

1.ケーススタディを読む。ケースは、「George Babbittというおじちゃんが、1997年にAir Force Material Command(空軍本体にメンテナンスやロジスティックスのサービスを提供する組織らしい。)のトップとしてやってきて、徹底したコスト切り詰めに成功しました」という8ページくらいのお話。
2.設定・課題を理解する。
 Who you are:Babbittの下でAFMCの組織改革に携わった元AFMCの職員。最近、国務省に引き抜かれてきた。
 Who your boss is: 国務省の副大臣。国務省の組織改革に乗り出そうとしている。
 What to do: 部下として仕えた経験をもとに、Babbittの改革に関し「機能したことは何か」「機能しなかったことは何か」「また、その理由は何か」を、A4一枚紙にまとめる。その際、国務省の組織改革の検討を行う上で有効な情報にフォーカスすること。
3.頑張って書く。

英語の問題もあるんですけど、なんか設定がやたら複雑なんですよね…。(上に書いた状態まで理解するのに結構時間がかかる。) 書きながらもいろんなことを気にしないといけないので、多元方程式を解いてるような感じで、そのうち頭が追い付かなくなってきます。そうすると「うーん、もうこんなかんじでいいや」ということになります。(なったので、いま、ブログを書いてます。)

この課題をやってるときもそうだったんですが、アメリカに来てから、脳みその中の「メモリ」のサイズを意識させられることが多いです。日本にいるときはそれほどでもなかったんですが(法律読む時は意識させられましたが)、英語でモノを読み書きしてると、それだけで「メモリ」の大半を持ってかれて、残りのわずかな部分で論理構成をしないといけないということになるので、正直、かなりまいってます。

もちろん、英語に慣れるとか、パターンを暗記していちいち考えなくてもいいようにするとか、対応策はいろいろあるわけですが、メモリそのものを拡張することは、たぶんできません。(まぐろの目玉食べれば大きくなるのかなぁ??) そんなわけで、頭がいい悪いの本質は、結局、このメモリのサイズなのではないか…と思って(凹んで)いる、今日この頃です。

なんかどんどん気温が下がってきましたが(苦笑)、今日はもうあと数時間、ここで頑張ってみます。
Law Library, Syracuse, Oct 25, 18:22

2 comments:

Anonymous said...

なえさせるつもりはなかったのです。すみません。ケースって、わざと思わせぶりな情報をばらばらにちりばめてますよね。3回くらい読み直さないと内容が正確につかめません。

髙林 祐也 said...

もちろん冗談です。実際、萎えたけど(うそ)ケースって、ムカつくけど、よくできてるよね。ただ、これってどんくらい、実際の仕事に役立つのかなぁ。役立つような、役立たないような…。今度DCで会う人に聞いてみよっか。