Sunday, December 27, 2009

“traditional but not religious” Christmas Party

少し時間が前後するが、DC滞在最後の夜は、とあるアメリカ人(「Rさん」としておく)宅のクリスマスパーティに参加させていただいた。

このRさんとは、一廉ならぬ御縁がある。僕がインターンをしていた機関の職員にして、逆にRさん自身も、以前、僕の出身機関で半年間働かれた経験をお持ち。当時は週末を利用して、足繁く北陸の温泉に通われたらしい。DCでは、徒歩3分のご近所さんでもあった。そこにもって来てこのRさん、「ナイスなアメリカ人」を絵に描いたような御仁。ここまで来ると、もうラッキーとしか言いようがない。幸運なめぐり合わせに大いに感謝しつつ、有難くも、お呼ばれに預かってきたのであった。

Rさんの言葉を借りれば、“traditional but not religious”なクリスマスパーティ。僕のような、クリスチャンでない日本人にとって、こんなに有難いものはない。現に、参加者のバックグラウンドは多彩で、Rさんの奥さん&お母さんの他は、ポーランド系Jewishとインド人の夫妻+双子の子供と、中国からの移民二世と南米からの移民二世の夫妻+その赤ちゃん。そこにもってきて僕というメンバーだから、まぁ普通に考えてもキリスト教徒は参加者全員の半分前後といったところか。

一方で、出される料理の方は、まさに“traditional”。Rさん一家お手製のクリスマス料理(パンプキンスープに始まり、ターキー、マッシュポテト、スウィートポテト、アップルパイetc.)を「もうお腹に入りません」というまでたっぷり堪能させていただいた。しかも、翌日のドライブ用にとおみやまで付けていただいて、まさにもう至れり尽くせり!!

その場で聞いた話によると、アメリカのJewish家庭には、「クリスマスに中華料理を食べに行く」という伝統があるんだとか。なんでも、ユダヤ人も中国人も、クリスマスは関係ないから、ということらしい。確かに、そのクリスマス当日の日、旧居の近くの大通り沿いのお店は例外なく全て閉まっていたが、中華料理屋さんだけは空いていた。それを見たときは少しだけ奇異に感じたのだが、その話を聞いて完全に納得。

いま僕が滞在しているシカゴについても、興味深い話を聞いた。この街は、“World biggest Polish city”なんだそうだ。つまり、ワルシャワの総人口よりも、シカゴ在住のポーランド人の方が多いということ。月並みな感想ながら、アメリカという国は、本当に奥が深いなと改めて実感。
Chicago, Dec 27, 12:04CST

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