Wednesday, August 12, 2009

Notorious DMV

DMV(Department of Motor Vehicles)というところは、「非効率なお役所組織」の代名詞として、アメリカ人の間では有名である。連邦ではなく、州政府(ワシントンでは、DC)の組織なのだが、その非効率ぶりは、全米共通のようで、今日、GeorgetownにあるDCのDMVに行ってみたら、SyracuseのDMVと同様の、淀んだ空気が充満していた。なんというか、アメリカのダメな部分を濃縮して一部屋に押し込めたような組織だと思う。
   
アメリカを丸ごと「ダメな国」だと評価するのは明らかな見誤りだが、この国のある部分に、どうしようもなく「ダメ」な要素が巣食っているのも事実。それが、どういった形での「ダメ」さかは、一度、DMVに行かれてみればよくわかる。DMVに比べれば、日本の運転免許試験場なんて、(愛想はないが、)はるかに優秀。それだけ、日本社会の「サービス」に対する要求水準が、一般に高いということなんだろう。残念ながら、そのことと、「日本のサービス産業が強い」ということとはイコールではないわけだが…。
   
少し話が逸れたが、そんなイケてないDMVに滞在すること4時間(←そのほとんどが待ち時間)。挙句の果てに、免許発行直前の段階で、書類の不備を指摘され、出直しを強いられることに。っていうか、それまでに同じ書類を見せた別の3人の人からは、まったく何も言われなかったんですけど!!!! あーめんどくさ。。。

気を取り直して、Maxwellの分校、Greenberg Houseへ。5月にAfrican Development Seminarを受講した際に一週間通った建物。秋も、ここで週に一コマか二コマ、授業を受けることになる。ここには、SUのdirectorが一人、常駐することになっているのだが、そのポストに異動があり、6月までIR officeに勤められていたRyanさんが7月から着任されている。今日は、そのRyanさんへの挨拶に。
  
一年前、IR officeでこの方と面談した際、あまりに英語が話せなくて、秋学期の英語クラスの受講を“strongly recommend”されてしまった経験がある。もちろん、善意でおっしゃっていただいたのはわかっているが、そのときはさすがに凹んだ。一年が経った今、その方と、一対一で、あれやこれやと普通にお話が出来ている自分に、少しだけ自己満足。ご褒美とばかりに、大好きなChipotleでburritosをいただいて帰ってきたのであった。

(Greenberg House外観。DCの街に、SUのオレンジの旗がたなびく。)

 my room, Washington, DC, Aug 12, 19:49
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