Sunday, August 23, 2009

Slugfest

今日は日中、大学へのインターン報告書をしこしこ執筆した後(残念ながらまだ終わってませんが…)、夕方から、Syracuse時代の同級生の皆さんと一緒に、MLB Washington Nationalsの試合を観に行ってきました。

この球団、もともとカナダのモントリオールにあったExposが、2005年に越してきて、Nationalsに改名したものなんですが、とにかく弱小で、今シーズンのここまでの成績は、43勝79敗の勝率.352。当然ながら最下位で、ひとつ上のチームからは14ゲームも離されています。阪神がどん底にあった時代('87年)の勝率が.331ですから、それとかなりいい勝負しているわけですね。そういう意味では、非常に親近感が湧いてきます。

ただ、2008年に落成したばかりの新球場Nationals Parkは、天然芝のとてもきれいな球場で、首都ワシントンの球場らしく、レフトスタンドからは、国会議事堂のドームも見えたりします。「球場だけは立派」というところも、どこかの球団と似てますね。

今日は午後から雨が降り続いていて、試合の開催も危ぶまれたのですが、1時間半ほど遅れはしたものの、午後8時半に、無事、試合開始。試合が始まるや否や、期待通り(??)の猛攻を食らい、あっさり7点を献上。この時点(2回表)で席を立つ人もちらほら(さすがに早すぎでしょ。笑)。その後、満塁ホームランを含む奇跡(?)の猛攻で8-8の同点に追いつくも、最後は結局引き離されて、9-11で負けてしまいました。とはいえ、なかなか派手な乱打戦(英語では“Slugfest”と言うそうです。“slug(強打)”の“fest(お祭り)”)を見れて、$14の元は十分取れたかと。

アメリカに帰ってきてからというもの、日本人の方とお食事に行くか、そうでなければ、一人で過ごすことが多かったので、ここしばらく、英語で会話をする機会から遠ざかっていたのですが、今日は久しぶりにたっぷり英語で会話できたのも良かったです。昔、NO○A講師として来日し、大阪の今里に住んでいたアメリカ人N君に、昨今の日本の政治情勢を説明しながら、二人して、「バラマキってやだよねぇ」なんて話で盛り上がること、しきり。(←ちなみにN君は自称 libertarian) 野球観戦をしつつも、ついついこんな話になってしまうところが、いかにも、Maxwell生なわけで。。

今日行ってきたNationals Stadiumもそうですが、アメリカの球場というのは、概して内野(特にバックネット裏)の席数が多く、外野席は比較的少ないつくりになっているように思います。つまり日本の球場の逆パターンなわけですが、野球というスポーツでは、やりとりのほとんどが内野で発生するわけで、考えてもみれば、「アメリカ型」の方が合理的なつくりのような気もします。まぁ、日本で外野席に陣取っている人たちは、「野球を観に来ている」というよりも、どちらかというと、「応援をしに来ている」人たちなので、あれはあれで良いのかも知れませんが。それぞれの国のファン事情に合わせ、球場も、それぞれ独自の進化を遂げてきた結果、と理解しておきます。

my room, Washington, D.C., Aug 22, 25:41

2 comments:

まえ said...

syracuse の球場とは比べ物にならないくらいでかいですね。やっぱりメジャーは格が違うってことですか。
chiefsはnationals傘下だったと思いますが、本家は弱いんですね。chiefsは今のところ地区リーグの2位なので、プレイオフに出ないかと密かに期待しています。

髙林 祐也 said...

そうなんですよね。Chiefsって、Natsのaffiliateなんですよね。ある種「運命的」というかなんというか。まぁそんなたいそうな話じゃないか(笑)

今度は、オリオールズの試合を観にいこうかと画策中です。