Wednesday, August 19, 2009

367miles

長旅を走り終え、無事、DCの自宅に到着。途中、工事渋滞で一時間ほどロスを食ったが、大きなトラブルもなく、重い荷物を抱えながら、快調に走りきってくれた。まずは愛車CR-V(←今年で8歳)に感謝。
   
ちなみに今日の行程をググってみると、全長367マイル。メートル法でいうと約590km。この距離って東名でいうとどのくらいに当たるんだろう…と思って調べてみたら、なんと、東名・名神(東京~西宮間)の全長(535.9km)よりも長いことが発覚!!! 西宮ICから、阪神高速(神戸線)、第二神明、加古川バイパスを経由して加古川まで行くルートが58.5kmなので、東京-加古川間の距離とほぼ同じだけ走ったことになる。或いは、第二神明に乗らずに明石海峡大橋を渡れば、淡路島にだって行けてしまう。そう考えると、我ながら、よく頑張った◎ような気がしてきた。
  

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それにしても、DC近郊エリアまで戻ってくると、気持悪いくらいの車の多さに驚く。ちょうど帰宅ラッシュに重なったこともあり、Washington-Baltimore間の高速の下り車線は、5つある車線が自家用車でぎっしり。「おら東京さ行くだ」の世界から戻ってきた人間にしてみれば、この光景にはなかなかすさまじいものがあった。
  
昔、とある上司と満員の丸ノ内線に乗った時、その上司が、周りの人からギュウギュウに圧迫されながら、絞り出すような声で「日本の満員電車というのは、世界に冠たる高効率な移動手段なのだ」と言っているのを聞いて(それも、まったくシャレではなくマジで…)、「このおっさん、ちょっとヤバいかも」と思ったものだが、今日、目の当たりにしたような、車による「民族大移動」を、毎朝・毎晩、この街は行っているのかと考えると、これはこれで、ちょっと(だいぶ?)ヤバいような気もする。まぁ、そんなに燃費の良くない8歳児RVに家財道具を満載して370マイルを走ってきた人間に、言える資格はないわけですが(苦笑)
  
民族大移動と言えば(←強引過ぎです。)、陰謀論でお馴染み(!?)の田中宇先生が、直近の記事で、イスラム史の概説をやってくれています。もちろん、筆者の主観は記事の端々に織り込まれているので、これだけ読んで、イスラム史を分かった気になるのは非常に危険だが、高校世界史のおさらいという意味ではちょうどいい感じ。「イブン・バトゥータ」なんて名前が出てきたりもするので、そういうのがたまらない人には、お勧めの一品。イスラム史のはずが、何故か途中から、中国史にすり替わっていくのだが、それはまぁご愛嬌ということで。
my room, Washington, DC, Aug 19, 8:34

1 comment:

Anonymous said...

From Junko B to baya-san,
お久しぶりです!長旅お疲れ様でした。D.C.の生活を満喫されているようで、興味深くblogを拝見しています。秋からはどのような機関でインターンをされるのですか?
私の方はありがたいことに、選考が少しずつ進んでいる状況です。だいぶ面接のときにもはっきり受け答えができるようになり、不思議?な度胸もついてきました!