Wednesday, April 15, 2009

Taste of Africa Day

今日のお昼は、Maxwell African Caucus (Maxwellに通うアフリカ出身学生&アフリカに興味のある学生の会)主催の“Taste of Africa Day”なるイベントに参加。無料でランチが振舞われるとあって(というのもなんですが。。)、普段学校でよく見かける面々はほとんどが参加していた気がする。冒頭、Caucusの代表らしき人から、最新のアフリカ情勢の説明があった後、buffet形式でアフリカ料理をいただきつつ、アフリカの太鼓 with ダンスを観て聴いて、Taste of Africaを堪能しましょうという趣旨。アフリカ人のクラスメイトたちは、カラフルな民族衣装を着て登場。やっぱり似合うし、なんか楽しそう。
    
料理もおいしく、非常に楽しい会だったが、その中でも一番際立っていたのはダンス。「人間ってこんなにいろんな動きができるんだ」と感心するくらいに動きまわる。身体のバネがとにかくすごい。そして何といっても踊っている本人達が心から楽しんでいる。ここのところ、若干お疲れ気味の僕は、その圧倒的なパワーに気押され気味…(苦笑) 6月のガーナ行きまでには、こっちもあんくらいテンションあげねば…(ムリ?)
   
ガーナと言えば、Akihitoさん、 “は~い私~~”さん、昨日のエントリーへの返信、ありがとうございます。その後、大阪の母上(←読者)からも「破傷風の注射は赤ちゃんの時に受けてるはずだけど、もう免疫が切れているのでは?」との的確なアドバイスが。というわけで、また日を見つけて、破傷風、狂犬病、B型肝炎の注射を打ちに行ってきます。
  
さて、午後のEconomics of Science & Technologyでは、一学期に一回回ってくるPolicy Discussionの司会役を担当。今日の担当は、僕と、韓国人のKさんという、こてこてのアジア人二人組。にもかかわらず、何の因果かお題は「アメリカの技術政策の課題」。まともに自分の意見を開陳しても、アメリカ人学生たちには太刀打ちできないので、プレゼンで彼らが勝手に盛り上がってくれそうな方向に議論を誘導し、あとはフロアにお任せすることに。この作戦がわりとキレイにはまって、(自分で言うのもなんだけど)なかなか良いディスカッションになった。
  
このクラス、先生だけでなく、生徒もみな、ひと癖、ふた癖ある。ミリタリーオタク、音楽オタク、環境オタク(←誰だっけ??)etc. みんなそれぞれの観点から「技術政策」に関心を持ってるもんだから、何かにつけて一過言ある人が多い。最初の頃は、ミリタリーオタク氏の暴走に、「お前の語りを聞きにきてるんじゃない」と、本気でイラついていた僕だったが、最近は、ちょっと引いて観察する余裕も。毎回、アメリカ人同士の奇論・暴論を交えた本気の言い合いを聞けるので、見ようによっては某在阪局制作の討論番組みたいで面白い(ちょっとホメすぎかな)。
  
今日のディスカッションでも、アメリカで理系に進む学生が減っているという事実に関して、「最近の学生は、nationに対するroyalityがなく、自分の儲けばっかり考えてMBAに走るから、アメリカの技術レベルが揺らぐんだ」とミリタリーオタク氏が主張すれば、別のアメリカ人が「学生に人気の分野は、市場原理に導かれて時代ごと効率的に決まってくるもの。てか、経済のクラスでpoliticalな議論するのはやめようぜ」とやり返し、クラスが和やかな(??)失笑に包まれる一幕も。英語がもうちょっとクリアに聞きとれれば、もっと楽しめるのだが。
  
授業の終了後、一緒にプレゼンしたKさんが、「ライオンの檻に放り込まれたけどなんとか食べられずに生還した」くらいの勢いで、「無事終わってよかったね~」と言いつつ安堵の表情に包まれていたのが印象的。まぁ、彼女は彼女でビビり過ぎだったと思うんだけど…(苦笑)
Maxwell School, Syracuse, Apr 15, 20:02

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