Tuesday, April 21, 2009

Negotiation at Health Center

こんなこと書くと、日本でこのblogをご覧になっていらっしゃる方から、「毎日、仕事もせんと本ばっかし読んでんのに何言うてんねん」とお叱りを受けそうですが、ここしばらく、忙しい日が続いておりまして、昨日のプレゼンが終わったところで、若干息切れ気味でございます。というわけで、今日は一日、わりとだらだら過ごしてしまいました。明日は、気分入れ替えて頑張ります。
  
  
昔、つっても、4か月くらい前の話なんですが、新婚旅行中、NY市内で、僕が携帯電話をなくしました。幸い見つかったんですが、なくした場所(タイムズスクエアにある、とある劇場です)と連絡をとれたのがフロリダに移動してからだったもんで、数日後、NYに戻ってから、その劇場に取りに行くことに。
   
で、忘れもしない大晦日の日、指定された時間に行って、係員の人に「携帯くださいな」と言うと、「落し物係りのおばちゃんは今日はもう帰りました」とのたまう。「何をっ!!」と一瞬思ったものの、「帰ってしまったもんはしゃぁないかぁ」と思いかけた僕。と、そのとき、横にいたうちの奥さんが、別の係員を捕まえて、再度の交渉に挑戦。無理なもんは無理なんちゃう…と半分あきらめ気味に思っていたら、何と、交渉が成立し、係員さんパートⅡが僕の携帯を持ってきてくれたのであります。そのとき、「この奥さんに一生ついていこう」と思ったのは言うまでもありません。
  
なんで今更そんな話をするかというと、アメリカというところは、とかくそういうところだ、ということ。ガーナに行くための2回目の注射を受けることにした、という話は先週書きましたが、その予約の日が4/30になっていて、よく考えると、その日に注射を受けたら、B型肝炎の二回目の注射が、出発日に間に合わない(B型肝炎は、1か月のスパンをおいて2回受ける必要あり)。これはまずいということで、今日、ヘルスセンターへ交渉に行くことに。
   
受付のおばちゃんに「こうこうこういう理由だからさぁ、もうちょっと早くなんない?」と言うも、おばちゃんさんは、「感染症係の医者の予定は4/30まで埋まってます」の一点張り。こっちもこの4か月間で多少は成長したので、頑張ってゴネてみる。相手は、医者でも何でもない、普通の受付のおばちゃんだと知りながら、「一回目と二回目の間って、ほんとに三十日きっちり開けないとダメ?」とか、「一回受けるだけでも多少は効くもん?」とか、とりあえずいろいろ聞いてみる。「多少」ってなんだよ、と自分でも思いながら(笑) と、そのうち、相手も面倒臭くなってきたと見えて「たぶんダメだと思うけど、そんなに言うんだったら、ここに直接電話してみ?」と言って、お医者さんの部屋の電話番号を教えてくれる。で、直接お医者さんに電話してみたところ、お医者さん曰く、

そうねぇ。明日とかどう?
12:45、13:30、14:15、15:30が空いてるけど、どれがいい?

こらぁ、空きまくっとるやないか!!!!
  
というわけで、皆さんも、アメリカに来られたら、何事も一回では引き下がらず、相手が引くまで押し続けるというのを実践されてみるといいと思います。では、今日はこの辺で。(それにしても、今日の書き込み、ゆるいなぁ…。)
Maxwell School, Syracuse, Apr 21, 23:28

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