アメリカの大学では、各学期の最後の授業後、教授が部屋を去っていく時に、みんなで拍手をするんですが、あれは何度やっても悪くないもんです。拍手してる僕らの側まで、「なんか一つやり遂げたぞー」っていう、勝手な達成感に浸れるんですよね。ホントは、来週〆切のfinal paperがごっそり残ってたりするんですけど。ともあれ、Evaluation of International Program の授業は今日を以て全日程終了。お疲れ様でしたー。
で、ぱちぱちぱちと拍手をした後は、ヘルスセンターで昨日予約した予防接種を注入。今回は、破傷風とB型肝炎(1回目)の2本。狂犬病も打とうと思ってたんですが、3回くらい打たないといけないらしく、それが全部終わるまでに3か月かかると言われたのでやめました。犬とコウモリには寄り付かないように(寄り付かせないように!?)します。
Earth Dayの今日、アメリカでは、Iowa州の風力発電機工場で、Obama大統領御自ら、風力発電に関する新ルールを発表しました。offshore(洋上)に発電施設を敷設するに当たってのルール等々を定めるもの。このルール、NYtimes紙に言わせると(なので、多少、割り引いて聞いてくださいね)、「我が国沿岸での洋上風力発電所の開発を著しく加速させる、長らく待ちわびていた一連のルール("a long-awaited set of rules that will significantly boost the development of offshore wind farms along the nation’s coastlines")」ということなんだそうであります。
同記事によると、米エネルギー省(DoE)は、「2030年までにアメリカ国内の電力の20%を風力でまかなうことが可能」との試算をしており、それによると、2030年時点での全風力発電量300GWのうち、54GWを洋上発電でまかなう予定なんだとか。
CO2の排出に値段がつかないこの国で、洋上風力発電が、果たして経済的競争力を持ちうるのか、という疑問は残りますが、今の政権の意気込みを見ていると、制度の整備+補助金の投入が一気に進めば、3, 4年後には結構すごいことになってるかも…という気もします。
これ自体、うれしいニュースなんですが、翻って日本のことを考えると、彼の国の風力後進国ぶりが、ますます浮き彫りになりますなぁ…。
Maxwell School, Syracuse, Apr 22, 24:45
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