Monday, April 5, 2010

elusive quest?

Independent Study。一通り、日本語・英語交じりで荒々書いてみたのだが、なんとも面白くない論文になりそうな予感。構成の仕方に“originality”があるとは言ってはみたものの、パーツパーツはどこかで既に書かれてあることの寄せ集め。単位を取れるかどうかということより、あと一カ月、僕自身がこの面白みのない論文に付き合ってられるか、というところで疑問を感じ始めてしまった。もう少しひねりを加えられないかと考え始めてはみたものの、既に数時間経過。まったく答えらしい答えが見えてこず…。

「面白い」議論をするには、まだまだこの世界のことを知らなさすぎなんだろう。書かれてある主張の一つ一つは理解できても、その間を埋める空間がどうなっているのかを把握できていない。結果、自分なりに、この分野を斬るということができない。誰かが既に通った道しか通れない。。。

出口が見えず、ちょっとまいり気味。。
Maxwell School, Syracuse, Apr 5, 25:54

5 comments:

Akihito said...

若干軌道修正できないのでしょうか。
仮説設定→それに応えるというのを加えてみては?

s-yasu said...

ご無沙汰しています。先日はどうもありがとうございました。自分も、改めて自分の書いた内容を見ると、「単にいろいろな大御所の見解を集めただけなのでは?」、「(素人には通用するかもしれないけど、)この分野の玄人に撃破されるのでは?」などと思い、落ち込むことあります。先月、教授にその悩みを話してみたら、「はじめて学術論文を書くのに、大御所の議論の隙間をついたり、大御所をうならせるような論文を書くのは難しいよ。自分の気に入った大御所の論理を土台にして、その周囲を整理しながら、自分で一歩論を進めるつつ、さらなる研究の余地や反論を呼び込む程度でよいのでは。」とアドバイスをもらい、若干気持ちが楽になりました。お互いがんばりましょう!

>Akihitoさん
(この場を借りて恐縮ですが、)ご無沙汰してます。変わらず元気そうですね。また連絡しましょう。

若造 said...

初めて書き込みをさせていただきます。bayaさんでもそうなんですか。いつも、凄い記事を書くな、アンテナ広いなと思って読ませていただいております。私なんぞ常に「これって、参考文献の編集作業じゃないのか?」と思っていましたが、bayaさんでも苦戦するなら、と若干ほっとしております。私なんか、とてもそんなこと言えた程の知識を持ち合わせていませんが、実際難しいですよね。

髙林 祐也 said...

Akihitoさん>
アドバイスありがとうございます。仮説設定→応答という線で、一つ、良い(かもしれない)案が浮かんだので、その線で行けそうかどうか、今日一日、ちょっと検討してみます。

s-yasuさん>
教授さんのおっしゃる通りですよね…。あとは程度の差なのでしょうが、いま自分の目の前にある下書きを見ると、すごく「切り貼り」感があって、昨晩はちょっとどんよりしてしまいました。何か一つでも自信持って言える、自分originのメッセージを出せると良いんですけどね。お互い、もう一息、頑張りましょう。

若造さん>
はじめまして。いつも読んでいただき、ありがとうございます。blogだと、ある程度、右で採ってきた情報を左に流すだけでも、「面白み」めいたことを出せるのですが、論文になるとまた一つ、ステップが違うなと痛感しています。とは言え、非常に良い勉強になっているのは確か。お互い、頑張っていきましょう!!

knj said...

どこに新しさを出すかというのは本当に難しいですよね。そもそも何が新しいかを知るには、当該分野の動向を把握していないといけないわけで。僕も四苦八苦しています。

でも、面白い修論になると思うので、ぜひ纏め上げてください!お互いがんばりましょう。