Sunday, April 11, 2010

Capital of Empire State

昼過ぎにAlbanyに着き、半日ほど市内を観光。予想通りの期待はずれ(笑) Albanyの観光情報を見ると、いつも写真が載っているEmpire State Plaza(長方形の池を囲むように州政府のビルが集中して建っているエリア)は確かに立派なのだが、はっきり言ってそれしかない。このビルで働く人たちが、昼休みにどこでランチをしているのかは非常にナゾ。

最初は街をぶらぶら歩こうと思っていたのだが、少し街中を歩いてみたところで、Empire State Plaza以外、観るべきものが何もないことを得心する。それでも気の利いたカフェの一軒くらいあるんじゃないかと、ダウンタウンを歩いてみたものの、空いてる店はほとんどないし、人ともあんまりすれ違わないし、挙句の果てには、辺りの雰囲気が何となく荒んだ感じになってきたので、これはマズいと途中で駐車場に引き返し、あとは、車で周ることに。

ハドソン川(←マンハッタンの横を流れている、あのハドソン川)べりの公園で、滔々と流るる川の流れを眺めてみたり、川の対岸(東側)に渡って、そこにも何もないことを確認してみたり(いちおう、ダンキンドーナツが一軒だけあった)したあとは、いよいよ観るべきものがなくなったので、ホテルに戻って、部屋のTVでアイスホッケーの試合を観戦。

プレイオフ進出の懸ったNYレンジャースとフィラデルフィアの一戦。勝った方はプレイオフに進出、負けた方は即シーズン終了という、ドラマチックな状況の中での一戦だったのだが、更にドラマチックなことに延長戦でも勝敗がつかず、結局、shootout(サッカーのPK戦に当たる)の末に、フィラデルフィアが勝利。このホッケーTV観戦が、今日Albanyに着いてからしたことの中で一番楽しかったんじゃないかという気がする。まぁいいんですけど。それはそれで。

以下、いちおう、今日の成果物を。


Albanyの名誉のため(?)に言っておくと、Empire State Plazaの一角にある、NY State Museumは、それなりに見応えあり。絵心(描くだけじゃなく、見る方も)のない僕としては、美術館より、この手の博物館の方が、断然楽しかったりする。

展示の中身は、NY州の自然史から、Native Americanの習俗、開拓時代の歴史、マンハッタン島の開発史に至るまで。911関連の展示にもそれなりのスペースが割かれており、折れ曲がった鉄骨や、瓦礫の中から掘り出された消防車なんかが展示されてあった。

博物館の展示によると、その昔、NY州には、こんなのや、
こんなのや、
こんなの(?)が
住んでいたんだそうな。ちなみに、こんなのだったら、頑張れば(たぶん、めっちゃ頑張らないとダメだけど)、今でもupstateで(Syracuseの周辺でも)見られるらしい。
素晴らしき哉、upstate。でも、こんなのに夜道でばったり出会ったりしたら、さすがにビビるだろうなぁ…。普通の鹿ならサウスキャンパスに、普通に出没するらしいですけど。
Holland Ave, Albany, NY, Apr 11, 20:38

3 comments:

Akihito said...

Syracuseに比べたら、都(みやこ)に見えます。

髙林 祐也 said...

It IS“みやこ”technically, but in terms of its “みやび-ness,”Albany is not so much different from Syrause...

まえ said...

9.11の展示物まで、ですね。面白かったのは。