Tuesday, January 6, 2009

Outlook for Spring Semester #1

今日と明日の2日間は、来週から始まるSpring Semesterで受講する授業について、一つ一つ、見通しを立てていこうと思う。1日目の今日は、International Relations(通称IR)の必修3コースについて。

注) 私、bayaの所属しているカリキュラムは、MPA(Master of Public Administration)とMA-IR(Master of Arts-International Relationship)という2つの修士コースを同時並行で履修しちゃいましょう、という一石二鳥のお買い得コース(ほんまか?)。去年の夏学期・秋学期は、MPAの授業しか受講しなかったのでIRの話はほとんど出てきませんでしたが、次の学期からはIRの話がちょくちょく出てきます。
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〇 Histries, Theories, and International Policies
【Bennett教授・月曜午後】
学期の前半で「基礎」として、International Relationsの理論(Political Realism, Liberalism, Marxism)と、「歴史とはいかに形成され、いかに利用されるものか」を学んだ後、後半では、それらの知識を用いて、6つの"redirections of history"(日本語で言うと「歴史の転換点」?)について考察する。興味はあるのに(←予備校時代は筋金入りの世界史オタク)、これまできちんと学んだことのない(←学部で履修した『西洋史学基礎論』では、半年間、ひたすら「ハーメルンの笛吹き男」についての講義を聞かされ続けた(故に寝続けた))分野なので、syllabusを読んでいると非常に楽しみになってくる。課題はというと、
  • 'literacy test': 学期前半の「基礎」部分の理解を測るための中間テスト。
  • paper 2本+それらについてのpresentation。毎回出されるreading assignmentsの中から、2つ選び、それらについて書くということのようだが、詳細・分量は不明。
  • disucussant(討論参加者?)を2回担当する。こちらも詳細不明。
reading assignmentsは、毎回、100ページ前後と結構多め。内容的には非常に面白そうだが、それなりに負荷の大きな授業になりそう。
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〇 Evaluation of International Programs and Projects
【Mathiason教授・水曜午前】
国際的な機関(国際機関や国際NPO)の活動を、どうやって評価(evaluate)するかを学びましょうというのがこの授業。evaluationの基礎理論の勉強から入って、最終的には、ある国際機関の実在する活動(projects and programs)を実際に評価するところまで行うとのこと。いわゆる「政策評価」の国際組織版、ということでしょうか?政策評価、うーん、大事だよねぇ…(←あんまり乗り気じゃなし。)課題は、
  • final paper: 自分で選んできたprogram 又は projects を評価してpaperにまとめる。
  • 国際プロジェクト評価simulationへの参加(学期の前半):詳細不明
  • 毎週、授業のほかに行われる"interactive part"でのdisucussionに参加する。(マジで!?)
reading assignmentsについては、その都度指示があるようだがそこまで多くはなさそう。とはいえ、これもなかなか大変な授業だ。。
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〇 Culture and World Affairs
【金曜午前・Rubinstein教授】
人類学の先生でもあるRubnstein教授の教えるこの授業。Syllabusによると「文化(culture)が特に重要な意味をなしている、いくつかの国際問題の領域について概観する」とのことだが、いまいち全体像が掴めない。まぁ、受講しているうちに見えてくるだろう。(きっとそのはず…) 課題は、
  • 毎週、その週のreading課題についてのコメントをweb上のforumに投稿する。
  • 750字程度のニュース分析記事を書く。
  • final paper(4,000字):「現在起こっている問題・紛争についての分析」
  • case briefing: final paperの内容について15分間でbriefing

と、こちらもかなり盛りだくさん。毎週のforum投稿が明らかに大変そう…。reading assignmentが毎週50ページ前後と、やや少なめなのが救い??
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というわけで、IRの3つの授業を見ただけでもかなりしんどそうなことがわかってきました。正直、先が思いやられます。このブログの更新も、これまでほど頻繁にはできなくなるかもしれませんが、ご容赦を。明日は、MPAの授業について、概観します。

my home, Syracuse, Jan 6, 22:27

1 comment:

Anonymous said...

PAの科目よりもIRの方がシンドそうですが(まぁ読んで話して何ぼの所もありますので)、昨年末の気合の半分ぐらいで学期初から飛ばせば、乗り切れるのでは。

遊びも大事に楽しく雪融けを一緒に待ちましょう(笑)。