Saturday, January 3, 2009

Miami is Spanish World !!

旅行中に発見したことをいくつか。

まず一番驚いたのは、Florida、特にMiamiは、想像していた以上にスペイン語が幅を利かせているということ。オフィス街や高級住宅地がどうなのかはわからないが、空港、タクシー、レンタカー屋、Miami Beachといった、普通に観光客が利用する場所をうろついている限りでは、スペイン語を聞くことの方が圧倒的に多い。まともに英語を話せない人も多数(まったく人のことは言えないけど)。というわけで感覚的にはほとんどガイコク。

そんなMiamiは、とにかくだだっ広い。それでいて市内電車は京都よりもはるかに貧弱なので、車がないと何にも始まらない。市内を走る幹線道路は片側4~5車線と巨大。車で走っていると気持ちいいが、とても歩いて渡れるシロモノではない。というか、(ビーチ地区を除いて)街中を人が歩きまわることは、想定されていないんだと思う。アメリカに住み始めたときも自動車依存度の高さにカルチャーショックを受けたが、Miamiを見て、改めて驚く。

一方で、おもしろい発見も。Everglades国立公園の中にあるChokoloskeeという集落(そこから出ているカヌーツアーに参加した)では、住民たちが、ゴルフ場のカート(たぶん電動)を日常の足に使っていた。もちろん、集落の外に出るとき用に、普通の車も持っているんだろうけれど、村の中を行き来するには、カートの方が、小回りが利いて便利なんだと思う。素人考えだが、もしかすると、都会よりもこういった田舎の方が電気自動車の初期的な普及に向いているのではないだろうか。もちろん、そのモデルをそっくりそのまま都会に持ち込むことはできないけれど、実地経験を積んだり、電気自動車関連企業が資本力をつけたりする意味では、まずは田舎で普及させみる、という戦略もありのような気がする。環〇省さん、いかが??

昨日の記事で、Key Westには、シニアワーカーがいっぱい、という話を書いたが、Disney Worldでも元気なシニア(50~60代くらい?)の方々がたくさん働いておられた。皆さん、まったく違和感なくあの「世界」に溶け込んでいる(そして、楽しんでいる。)。日本だとこうはいかないだろうなぁと思っていたら、「だってディズニーランドって半分はアメリカの歴史を紹介してるわけやん」と奥さん。確かに。Disney Worldがフロリダにあるということも大きいんだろう。アメリカ人は故郷を離れることにあまり抵抗がないらしいので、たぶん、リタイアした人たちが悠々自適(+楽しい仕事)を求めてフロリダに押し寄せているんだと思う。

アメリカに住まれたことのある人ならご存知だと思うが、アメリカでは、12月25日を過ぎてもクリスマスの飾りは片付けない。片付けるのは、Holiday Seasonの終わる元旦あたり。というわけで、元旦の朝にNYCを散歩していたら、無残にも路上に捨てられるツリーたちを多数目撃。こっちは、ツリーに生木を使うことが多いので、毎年、Holiday Seasonが終わったら、バイバイということになってしまうらしい。儚いなぁと思っていたら、アメリカ人もやっぱり同じことを考えるらしく、「ツリーの無料リサイクル」、なんてニュースがテレビで流れていた。半分は捨てる人の自己満足だと思うが、悪くないニュースだと思う。



my home, Syracuse, Jan 3, 9:14

No comments: