Sunday, January 18, 2009

Inaugural Train Tour

インターネットのブラウザを、Chromeに変更。IEが頻繁にふて寝するので、愛想を尽かしてやりました(苦笑) Chromeも前からちょろちょろ使っていたので、特に驚きや感動はありませんが、今のところ、まったく問題なく使えています(当り前か)。でも、こうやって、生活がどんどんGoogleに侵されていくんですね。なんていいつつ、そもそもこのblogがpowered by Googleなんですけど(笑)
 
今朝、Skypeで奥さんと電話してたときのこと。「ヨセミテ行きたいね」という話が、いつの間にやら「そろそろまた寄席見てみたいね」という話に(うちの夫婦の会話は、だいたいいつもこんな調子です)。というわけで今日の午前中は、日本から持ってきた桂枝雀のDVDを観てました。
  
今日観たのは『くしゃみ講釈』という演目。町内で人気の講釈師に、ふとしたことで、恋路の邪魔をされた男が、友人と一緒に講釈師への復讐を企てる。講釈小屋で胡椒を燻して、講釈の邪魔をしてやろうと算段をつける二人。胡椒が手に入らず、唐辛子で代用するが、効果はてきめん。くしゃみが止まらなくなった講釈師は、ついにその日の講釈を途中で切り上げることに…。とまぁ、こんな感じで、非常に単純なストーリーなんですが、講釈師が度重なるくしゃみに見舞われるシーンの枝雀さんが、最高。おもろすぎ!! パソコンの前で、一人、大爆笑してしまいました。この方の落語、いっぺんでええから、生で観たかったなぁ…。

話はガラッと変わりますが、3日後に迫ったInauguration(大統領就任式)に向けて、こちらでは日に日に盛り上がってきています。もっとも、引き続き、"ハドソン川の奇跡"に盛り上がってる節もありますが。今日は、Obama夫妻(途中からBaiden夫妻も)がPhiladelphiaから鉄道に乗ってD.C.入り。聞くところによると、この企画、同じく鉄道でD.C.入りしたリンカーン大統領の故事にあやかったとのこと。Obamaさん、選挙選のときからそうでしたが、徹底してリンカーンへのオマージュを使っていますね。   
  
Iauguration当日の火曜日は、キャンパス内に設置される大型スクリーンで就任式を観る予定。ちなみに、MPAのメーリングリストには、「Iaugurationの日にD.C.に行くので、同乗者募集」的なメールが、ちらほら飛び交っています。僕なんかは、そんなメールが届くたびに、「行ってどうするんだろ??」と思ってしまいますが、アメリカ人の人たちにとっては、「何ができるかわからんけど、Inaugurationの日にD.C.にいてたい」なんて思考が成り立つほどに、歴史的な瞬間が訪れようとしているということなのかもしれません。


 

my home, Syracuse, Jan 17, 24:28

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