Sunday, October 19, 2008

The first time in US...

It was yesterday when I was eating dinner with my roommate. Yesterday was my roommate's birthday, so I treated him to dinner at a Vietnamese restaurant.

Our dinner was so nice. We were enjoying delicious pho (Vietnamese rice noodle) and raw spring rolls, talking each other about recent days, next year's plan, vision for the future, etc. But during drinking coffee after dinner, I found I had a headache!

I have heavy headache not so often. Actually, I sometimes feel tired but most of them are easily controlled by coffee or, at most, energy drinks, like "リポD" or "リゲイン." But last night's was not such kind of headache.

After dinner, I went back home directly, turned on the heater, found my headache cures exhausted (What!!? I took them only once!! Who took them!!?), and so I went to bed without any other option... It was approximately 9:00pm.

About midnight, I was woken up by my worsened headache, ran into the bathroom, and threw up what I ate in that nice Vietnamese restaurant!! (I'm so sorry if you are eating something, especially if it is Vietnamese...) But don't worry, as some of you know well, I'm very used to that "operation" because I do that almost every time I drink alcohol...

Anyway, I went back to my bed, and tried to sleep. Before I got asleep, in a haze, my brain was spontaneously thinking something. What was thankful for small mercies was that those thinking was in English! Of course, they were not so logical, but still I was glad to find myself dreaming in English, although you may regard such a situation as ridiculous. hahaha....

After 11-hour sleep, I woke up 2 hours ago without any headache. Although I have to keep on taking care of myself for a while, I basically got fine again. I didn't know the reason, maybe cold (but I didn't have any fever), maybe food (but my roommate was not ill), or might be English, because I was so exhausted to listen to English last week...

Anyway, it was the story I got ill for the first time in U.S. Today, let's go to buy some medicines and ,of course, keep them in my bed room not in our public space. hahaha...
my home, Syracuse, Oct 19, 10:11

Saturday, October 18, 2008

Because it's a Chinese site...

外から帰ってくると、ルームメイトの彼女(my roommate's girlfriendです。念のため。)がPCでグレイス・アナトミーを見ている。「DVD買ったの?」と聞くと、「うんう、オンライン」と彼女。"How much was that?"と僕。ルームメイトの彼女:"It's free. Because it's a Chinese site!!"

こらこら…。


さてさて、今日は何をしていたかというとですね、夕方まで大学で勉強した後、うちのスクールのすぐ隣(徒歩1分!!)にある大学内のドームスタジアム(なぜだか知りませんがCarrier Domeって名前です)で、NBAの試合を観戦してきました。プレシーズンマッチだったんですが、片方のチーム(Phoenix Suns)には、僕でもいちおう名前を知ってるシャキール・オニールという選手がいて、もう一つのチーム(Denver Nuggets)にはうちの大学のOBで、北京五輪のアメリカ代表メンバーにも選ばれたアンソニー何とかという選手がいるということで、場内はそれなりに盛り上がってました。まぁ、こんな田舎にNBAがやってくるのも年に一回あるかないか、みたいですしね。主催者発表によると入場者数は2万2000人。

で、感想ですが、バスケ経験者やNBAファン、はたまた、スラムダンクの愛読者の皆様(←これが一番多そう…)には間違いなく怒られると思うんですが、正直、退屈でした…。バスケ経験ほぼ皆無という僕側の問題ももちろんあるにはあるんですが、周りのアメリカ人たちを見てても、それほど試合に集中している様子もなく…。

ボストンでサッカーを観たときもそうでしたが、彼らって、わりと平気で遅れてくるし、わりと平気で試合終了前に帰っちゃうんですよね。これには、みんな車で来ているので、渋滞に巻き込まれるとマジ大変、という理由もあるにはあるんですが、ともあれ…。日本の某縦じま球団(クライマックスシリーズの初戦もまた負けたみたいですが…)やヨーロッパサッカーに比べると、アメリカのスポーツ観戦のノリはだいぶ緩いなぁという感じがします。

試合後は、ドイツ人、韓国人と僕含め日本人2人で、Marshall Streetのバーへ。「春学期、なに受講する?」って話をしてたはずが、気がついたら、アメリカの愚痴を言い合う会に。中でもヒートアップしてたのが、ドイツ人のVちゃん。もともとおしゃべりな彼女ですが、ビールの勢いもあってか(ビールごときで酔っ払う子でもないんですが。。なんてったってドイツ人ですから。。。)、いつも以上の早口で、彼女の思うアメリカのイケてない所を、延々まくしたててました。気がついたら、10分以上ひたすら彼女一人がしゃべってる、なんてことも(笑)

彼女のアメリカ批判には、「そんなこと殊更言うても…」と思うところも正直ありましたが、一方で、僕はアメリカ流の思考をやすやすと受け入れすぎてやしないか??という反省もちょっと感じたひと時でした。
my home, Syracuse, Oct 17, 26:51

Friday, October 17, 2008

Final Debate

昨晩と今朝に分けて、Presidential Debateの最終回をYoutubeで観ました。たぶん僕だけじゃないと思うんですけど、2回目のdebate方が見ごたえがあった気がします。「お互いの選挙キャンペーンについて言いたいことは?」なんていう、主催者側の質問の選択にも問題があったとは思うんですが…。

今回だけじゃないですがdebateを観てて面白いなと思うのは、「確かに僕の党はあのとき〇〇法案に反対したけど、僕は賛成票を投じたんだ」とか、「いまあんたはそう言ってるけど、あのときは△△法案に賛成してたよね」とかいう主張がよく出てくること。一人ひとりの議員が、ちゃんと自分のアタマでモノ考えて行動してるからこそ、こういう言い合いが出てくるわけですよね。この点については、日米を比較して、ただただ羨ましい…。

今回のdebateでは、なんとなく両者の態度に「勝負あった」感が出てたような気がしました。一層自信を持って語るObamaさんに対して、McCainさんはどことなく斜に構えたような態度。見ようによってはやや卑屈な雰囲気も漂わせながら受け答えしていたように思います。まぁもともと飄々とした人ですけどね。

「お互いの副大統領候補についてどう思うか?」という質問に対するMcCainさんの答えぶりが、なんとも苦しそうで、見ててかわいそうでした。もともとObama優勢の選挙ではありましたが、ロシアのグルジア侵攻の頃はほぼ互角にまでなっていた両候補の支持率。その後の金融危機で「経済に強い」とされるObamaさんが票を伸ばした側面はあるものの、決定打を放ったのはやっぱりPalinだった気がして、その点はちょっと残念です。そういう選択をしたMcCainさんの失敗と言ってしまえばそれまでですが。


話は変わりますが、クルーグマンが、ノーベル賞受賞後はじめてのコラムをNY timesに載せています。曰く、
- そろそろ実体経済の後退がはっきり目に見えてきたぞ。
- この不況は当分続くね。間違いない。
- いま財政出動をバンバンやらんでどないすんねん。公共事業やりまくれ~。
- 国の借金なんか気にしてる場合とちゃうどー。
とのこと。

期せずして田原総一朗氏も「財政出動だ~」と自身のコラムでおっしゃっています。

個人的には今回の田原さんのコラムにはよくわからない点もあるんですが、ともあれ、世界の論調のメインストリームが急激に「大きな政府」の方向に振れていっているのは間違いないかと。経済に関心を持ち始めて10年この方、どっちか言うと「小さい政府」の礼賛ばっかりを聞いてきた(「大きな政府なんてのはアナクロなんだ」と聞かされてきた)ので、個人的には、イマイチすんなり受け入れられない違和感があるんですが…。

まぁ僕のちっちゃな違和感なんてのはどうでもいいんですが、こんなに借金膨らませて米ドルが持ちこたえられるのかどうかが引き続き心配です。
my home, Syracuse, Oct 17, 10:47

Thursday, October 16, 2008

Keep "Japanese" out from...

今日も朝からバタバタでしたが、Statisticsの宿題を夕方に提出して、ちょっと一息。久々にまともなものを食べたくなったので、自分でカレー作って食べてみました。ご機嫌です。

書きたいことがいっぱいたまってきたので、今日はひとつひとつは短めの小ネタ集でお送りします(予定。結局長くなるかも。)。

1.Congressional Forum
まずは昨日、時間切れで書けなかったネタから。闇に葬らずに済みました(笑)
昨日の午後、11月選挙の立候補者の討論会に行ってきました。と言っても、「生オバマを見てきたぜ!!!」という話ではなく…、シラキュース地区選出の下院議員候補さんたちの討論会。とはいえ、地元TVのカメラも入る(生放送されていたみたいです)いちおう、ちゃんとした討論会の雰囲気を味わってきました。
大統領選が行われる11月4日には、上院・下院の選挙も併せて行われます。上院議員(Senator)は各州2人ずつですが、下院議員(Representative)は人口に応じて区分けされた小選挙区から一人ずつ選出されるので、シラキュース(厳密に言うと、周りの2郡を合わせた3郡)からも、一人、議員が選出されるというわけ。 民主党、共和党、無所属の3名の候補が立候補しているそうです。
討論会の中身はというと、皆さん超早口な上に超英語なので(←当たり前)、まったくもって聞き取れませんでしたが(←無意味に逆ギレ)、かろうじてわかったのは討論会の進め方(←そりゃわかるだろ。)。1時間半の番組を30分ずつのパートに区切り、各パートで、司会の人が、各議員に同じ質問を聞いていきます。「bailoutはどう思う?」、「イラクからは即時撤退すべき?」、「シラキュースの経済、どうやって盛り上げる?」などなど。その間、残りの2人は別室で待機させられてて、質問内容や他の候補の答えを聞くことはできません。
このシステムが良いなと思ったのは、ディベートのようにやたら相手の攻撃に走ることもなく、一方で、某国公共放送の政見放送みたく、気持悪ーい(失礼!)ナルシスティックな時間がただただ流れるわけでもなく、理知的なしっかりとした議論が聞けるということ。バカは速効ばれると思います。
一緒に聞いてたアメリカ人曰く、「民主党候補と共和党候補の言ってることがほとんど同じでビックリした」とのこと。まぁそんなんですかね。そこんところは、僕の耳では聞き取れなかったですけど(悔)。小ネタ1終わり。

2.Climate Change (3回目)
Climate Changeをテーマにした学部横断リレー講義の3回目に行ってきました。今回の講義は、Law SchoolのDavid Dreisen先生による「気候変動と法律」。内容は、UNFCCCとKyoto Protocolを中心とした基本的なものでしたが、その中で面白かった点をいくつか。

  • 1時間半の講義中、「日本」への言及は一度もなし(EU、BRICsへの言及は数知れず。)。哀しいと言えば哀しいが、逆に言えば「排出大国」という認識もなされていない(=国内で日本人が思っているほど、環境面で悪いイメージは持たれていない)ということ → もっとうまくに外向きの宣伝をやれば、「ニュートラルな国」から「環境に良い国」にイメージを転化できるのでは?
  • アメリカで、「十分な温室効果ガス排出削減措置を取らずに製造された製品」への輸入時課税が検討されていることに言及。「①enforcementが大変ではないか。クリーンか、クリーンでないかはどういった基準で判断されるのか。②日常必需品が値上がりすることに、国民からの支持は得られのか。」と2点質問したところ、①については、「非常に難しいが、"still"技術的な問題」。やや流され気味。面白かったのは②に対する答え。先生曰く「賛成は得られる。なぜなら多くの国民の懸念は、物価の高騰以上に、雇用を途上国に奪われることに向けられているから」とのこと。なるほど。納得。
  • 講義を通し、「国際法はenforcementを如何にうまく行うかがポイントだ」と繰り返し主張。その中で、CDMに関するところでは、「enforcementの観点からはcirtification(認証)が非常に重要なプロセスであるが、これを各国政府にゆだねると、あまりに行政コストがかかりすぎるので、cirtification業務をprivatize(民営化)するという制度設計がなされた」と説明。"privatize"という捉え方がやや新鮮。

すいません。エコ系以外の皆さんには、マニアックすぎるお話でしたね。次、行きましょう。

3.Keep "Japanese" out from...
最後に今日のタイトルのお話。「"Japanese"を締め出せ」と、若干強烈なことを書いてみましたが、ここで言いたい"Japanese"は、「日本人」じゃなくて「日本語」の方。どこから締め出すかというと、my brainから。
今日の午前中の授業(Statics。まるで頭に入らず…)と、午後のClimate Changeの講義(それなりに理解できた)を比べてみて思ったのは、僕の(みんなの?)頭の中には、「日本語脳」と「英語脳」があって、①日本語脳だけが活動している状態、②両方が活動している状態、③英語脳だけが活動している状態 があるんじゃないか、ということ。
①は普通に日本を使ってる状態。英語はほとんど「音」としてしか認識されません。②は英語をがんばって聞こうとしてるんだけど、同時に日本語脳にもスイッチが入ってしまっている状態。この状態だと、どうしても日本語脳の方が勝ってしまって、英語に集中しようとすればするほど、日本語脳が暇を持て余す→遊びだす→妄想に走る→眠くなる→おやすみなさい…、ということになりがち。というわけで、うまく英語が聞けるのは、日本語脳が完全に脳みそからkeep outされている③の状態のときではないかと。
問題は、どうやって日本語脳を締め出すか。友達と(英語)でしゃべってるときや、今日みたいにすごく興味のある授業を聞いているときは、ある種の興奮状態に入って、特に意識しなくても自然と③の状態が実現します(スポーツで、うまく試合に入りこめたときに、余分な力が抜けて、練習の時以上のパフォーマンスが発揮できるというのと似ていると思います。)でも、そんな楽しい話ばっかり聞けるわけではないので、そこまで興味が湧かない話ででも自分の脳みそを③の状態に持ってくためにはどうすればいいのか、これが次なる課題です。要は、普段から極力英語で考え、英語でアウトプットする癖をつけることだと思うんですが。

なんだかんだいって、結局ながなが書いちゃいました。今日はこのあと、昨日のPresidential Debateを聞きます。(松坂、打ち込まれちゃいましたねぇ…。大リーグの話ですけど。)

my home, Syracuse, Oct 16, 22:18


Source of Chinese Power

今日も相変わらずお忙しめです。「今日も」なんて悠長なこと言ってますが、実はこのペースが学期末まで続くんじゃないかとの一抹の不安も…。このブログもいつまで書き続けられるやら…。(しぶとく続けますけどね。)

今日は、「中国人留学生がなんでこんなに多いのか」という、今年最大の謎(←あくまで僕の中で。)の答えにちょっとだけ近づいたぜ、というお話。

今週の英語の授業は、「自分の好きなテーマについて5分間でスピーチしましょう」という、年齢的にはちょっとキツイものもある何ともご機嫌な企画(ちなみに、この英語クラスは学部・大学院共通)。とはいえ、実際やってみると、韓国人の男の子が自分の徴兵経験について語ってくれたり、スペイン人の男の子がおいしいイベリコ豚の育て方についてしゃべってくれたりして、なかなか興味深い1時間でした。

そんな中、ある中国人の男の子がテーマに選んできたのは、"Beijing New Oriental Foreign School"。彼のスライドがスクリーンに映し出された瞬間、クラスの半分の非Chineseは一様にぽかん顔…。一方、残りの半分の人たちからはくすくすと笑う声が…。とりあえず、Chineseの間では有名みたいです。。

彼のプレゼンによると、この学校(通称New Oriental)は、北京大学(日本でいえば東大)を超優秀な成績で卒業した何とかっていうおっちゃんがわずか数年の間に築き上げた、留学準備のための巨大私立学校で、北京をはじめ中国各都市に分校を配置、2006年にはNYSEへの上場も果たした一流企業、とのこと。(←全部、彼のプレゼンより。すいません、まったくウラとってません。) まさに"Chinese Dream"ですね。(so far..)

日本にも、渋谷のAGOS(旧Princeton Review)みたいな、いわゆる「留学予備校」的なものはいくつかありますが、彼のプレゼンから推測するに、New Orientalはもっと大規模、かつ、若い子向け(=学部からの留学を目指している子たち)で、学校の規模やスタイルは、日本の駿台予備校や河合塾に近いんだろうと思います。学校のキャラ的にはもっとアグレッシブみたいですけど。

もちろん、プレゼンターの彼もNew Oriental出身で(クラスには他にも何人かNew Oriental alumniが…)、学長(社長?)の何とかっておっちゃん(名前、完全に忘れました)に、すっかり陶酔してらっしゃるご様子。「この学校は、ただTOEFL・GRE、留学手続きのコツを教えてくれるだけの場所じゃないんだ。何とかさん直伝のspiritも叩きこんでくれるんだ」とのこと。うんうん、持ち時間を気にせず10分以上熱く語り続けてる君を見てればよくわかるよ…。

というわけで、この先は僕の勝手な推測ですが、高校を卒業した若きChinese エリートたちは、日本の予備校生が駿台・河合に行くのと同じように、わりと何となくでNew Orientalに行き、そこで何ヶ月間かを過ごした後、既に「規格化」されている“大量生産システム”に乗っかって、毎年、大量に太平洋を渡ってきてるんじゃないかと思います。あくまで推測ですけど。

実際、中国人留学生のうちのどのくらいの割合が、New Oriental出身なのかはわかりませんが、もしそれなりの割合を占めているとしたら、その「なんとか」っておっさんは、まぁそれなりに、国のためになることをやってのけてると思います。少なくとも、日本にはそんな「システム」ないですもんね。Wikipediaによると、ETS(TOEFLを運用しているイケスかない会社)との間でトラぶったこともあるみたいですけど(個人的にはどっちもどっち、かと。)、語学学校のトラブルって意味では、全然人のこと言ってられないですしね、わが国も…。

今日はもうひとつ書きたいネタがあったんですが、ちょっと時間ないんで明日にします。あるいは闇に葬ります。たらり~。

このあと、Statsのレポートの続きをして、Obama vs McCainのdebateその3(最終回)を見て…。うーん、まず無理だな。。
my home, Syracuse, Oct 15, 25:26

Wednesday, October 15, 2008

What's with a blue shirt?

カナダでは、今日、下院の選挙があり、Harper首相率いる与党・保守党が議席を伸ばしたそうです。なんて話でお茶を濁してますが、カナダ報告は今日も書けそうにありません。最近、なんだか忙しい…。

今日の午前中、Maxwellの自習室で勉強してたときのこと。カリフォルニア出身のD君(←超純朴でめっちゃ良いヤツ)が「やぁやぁ」とやってきて、「"blue shirt"がどうしたこうした」と言い始める。一瞬にして「?」で埋め尽くされる僕の脳ミソ。彼が着ているシャツは黄色だし、僕のシャツはグレー(てか、そもそも青いシャツなんか持ってへん…)小声でしかしゃべれない自習室では埒が明かないと判断、彼を廊下に誘い出して話の続きを聞こうとするも、結局、理解できずじまい…。

「こんな僕でごめんよ…」と思いつつ、

「そういえばmid-term exams の調子どうよ?え、このあとあんの?ほなGood Luckやで~!!」

と持ち前の適当トークでその場をやり過ごした僕。席に戻ってPCを見てみると、D君からのメールが。曰く、

「今日は、大学がタダで"flu shot"(=インフルエンザの予防接種)を提供してくれる日です。気になる人は、ぜひ行こうね!!」

とのやさしいメールが…。

"blue shirt"と"flu shot" 確かに、似て非なるもんですよね。(←まったく似てません…)


今日は午後にも英語で凹むことが。VanSlike先生の講義が、物理的な音としては、いちおうほぼ全部聞こえてるんだけど、頭の中で意味としての「像」を結ばない…。S君が、数日前のブログで、“思考に対する言語の機能には①「伝えたいこと」(思考の結果)をアウトプットする機能、②抽象的な思考のプロセスをサポートする機能 の2つがある。”“①は英語でもあるていどいけるけれど、②は英語ではできない”という話を書いてましたが、僕の場合その更に前段階で、「①物理的な音(=空気の振動)としての英語は拾えるようになったけど、②抽象的な“意味”の運び手としての英語はまだ捕まえきれていない」という状況なんだと思います。

さすがに、いちいち日本語に置き換えてるわけではないですが、難しい言葉が耳に飛び込んでくると「うんうん、これはこういう意味だよな」と「確認」あるいは「反芻」するプロセスを挟みたがる。完全にそれが癖になってる。で、それをやってるうちは、VanSlikeみたいにある程度、抽象的に話をする人の英語は、音としては聞けても、ちゃんと理解するのは無理なんだと思います。

脳みその中のバリア(=「確認」を要求する関所)にぐりぐり穴を開けて、聴覚の担当部署と思考の担当部署の直通回廊を開通させないといけない!! それってたぶん、逆上がりみたいなもんだと思うんですよね。ずっと続けて練習してれば、いつかコツがつかめてできるようになる。(はず)

ちゅうわけで、何かと忙しくもある最近ですが、抽象的なお話のリスニングを重点的にやってみようと思ってます。Nさんにメールで教えてもらったE&E TVなんかを聞きつつ。成果がでたらまた報告します。

あ、あと、どうでもいいっちゃぁどうでもいいんですが、最近、僕のブログから、文字のサイズを変えたり、文字の色を変えたりする機能がなくなっちゃいました。どこかで見かけた人がいたらお家に帰るように言ってやってください。
                          my home, Syracuse, Oct 14, 25:06

Tuesday, October 14, 2008

Govt's size will swing backward??

Nepaliのクラスメイトの彼氏(NYC在住)がSyracuseに遊びに来てるというので(お兄さん、ほぼ毎週会ってる気がするんですけど…)、今夜のdinnerはいつもの留学生グループでレストランへ。9時過ぎに終わったあと、勉強しに大学に戻ったんですが、夜ならすいてるだろうと思って図書館に行ったのが大誤算。昼と同じくらい(昼より多いくらい?)の人がいて、しかもみんな、ところかまわずしゃべるわ、しゃべるわ…。アメリカの大学ってどこでもこんなもんなんでしょうか?それとも…やっぱうちだけ??

今年のノーベル経済学賞が発表されて、クルーグマンさんが受賞しました。彼は、国際貿易の分野で業績のある学者さんですが、近年はむしろ、NYTのコラムで、徹底したBush政権批判の論陣を張っていることで有名です…、と書きましたが、はい、受け売りです。遅ればせながら次の号から読ませていただきます。毎週月曜と金曜のNYTに掲載!!

一方、アメリカ政府も銀行に公的資金を投入する方向で、ほぼ腹を固めたそうです。それもあってか、今日のNYSEは、1930年以来(どんだけ遡んねん!!)の上げ幅。これで世界経済が安定軌道に回復するかと言えば、まぁそんなことはありえないと思いますが、この一件と言い、アメリカ民主党の政権復帰がほぼ間違いない状況と言い、世の中の流れは、急速に「大きな政府」に戻ろうとしているなぁと感じます。そう考えると、クルーグマンのノーベル賞受賞もある意味象徴的。

このタイミングでの「麻生総理」というのは、(結果往来とはいえ)なかなか時宜を得ている気がするんですが、日本の政治報道は、相変わらず政局の話ばかりですよねぇ…。政治家さんもさることながら、マスコミの伝え方にも問題があるんじゃないかと改めて感じている今日この頃です。

明日は、カナダ報告書くぞ!!(たぶん。。。)
                            my home, Syracuse, Oct 13, 26:00

Monday, October 13, 2008

Come back to Syracuse

帰ってきちゃいました、シラキュースに。明日のプレゼンの準備があったので、後ろ髪をぐいぐいぐいぐいぐいぐいぐいぐい引っ張られながらも朝一でOttawaを出発。途中、国境の免税店でお土産を買った以外は、より道もせずにすんなり帰ってきました。ちぇっちぇ。いえいえ文句は言えません。好きな勉強させてもらってるんですから!!

というわけで、午後は一気に現実に引き戻され、明日の課題の準備を一心不乱にやってました(え?? 写真の整理もしてなかったっけ??)。一心不乱にやってましたが、まだもうちょっと準備がかかりそうなので、オタワ報告後半戦は明日以降に。

とりあえずweb アルバムが出来上がりましたので(やっぱ写真整理してるやん!!!)、まずはこちらをお楽しみください。



my home, Syracuse, Oct 12, 25:24

Sunday, October 12, 2008

Trip to Canada #2

今日もOttawaのホテルからお送りします。

今日はNHLの開幕日というわけで、カナダはちょっと興奮気味。CBC(たしか国営放送のはず)は、目下5時間ぶっ通しのホッケー中継を敢行中です。時差の関係で、東と西の試合が重ならないので、二試合まるまる放送できちゃうんですね。ちなみに、我らが(?)Ottawa Senetersは残念ながら2-3で逆転負けしてしまいました。

さて、今日の行程ですが、朝、ホテルで奥さんとskypeしたあと(毎週土曜の恒例行事。話の中身は…ダジャレが飛び交ってましたが、しょうもなすぎるので割愛します。)、徒歩で国会議事堂 Parliament Hillへ。見学後、議事堂のすぐ近くのお店でチャリンコを借り、これまたすぐ近くのNational Galleryへ。National Galleryで美術鑑賞とお昼御飯を済ませた後、今度はOttawa川を越えてQuebec州Gaitineau市に入り、Gatineau Parkという州立公園をサイクリング。その後、再びOttawa市内に戻ってチャリンコを返し、Ottawaのdowntownをぶらぶらした後、最後に、Elgin St.で晩御飯を食べて帰ってきました。

誰にも頼まれてないですが、例によって写真をいっぱい撮ってきたので、近々webにも載っけます。とりあえず3つだけここのも載せておきます。上から、議事堂内のSenatoの議場、 National Galleryのクモのモニュメント(都内某所の作品と同じやつです!!)、Ottawa川の橋から見たParliament Hillの遠景です。

Ottawaのことやカナダ人について、例によって書きたいことはいろいろありますが、明日の運転に備え、今日はそろそろ寝ます。とりあえず、予告編だけ。

1."カナダ人=いい人説"(from昨日の記事)の真相に迫る!!
2.Ottawaの自転車交通事情
3.カナダはどこまで「英語圏」??
4.カナダも選挙間近ってホント!?(ほんとです。)
5.本場カナダのボードショップに潜入!!
          

4.と5.はコネタです。別に誰も期待してないとは思いますが、いちおう先に言っておきます。                                                                 というわけで、明日も安全運転で帰ります。ではでは。
Econo Lodge, Ottawa, Oct 11, 25:08

Friday, October 10, 2008

Trip to Canada! #1

ただいまオタワのホテルに滞在中です。こっちの気温は思ってたほど寒くなく、シラキュースと同じくらい。街で見かけるTシャツ・短パンの兄ちゃんの頻度もシラキュースと同じくらいです。言うても10℃は切ってるはずなんですけどね…。北米人の体温調節システムは東洋人の僕には理解できません。

さて、シラキュースの自宅を3時過ぎに出て、Interstate 81をひたすら北上すること1時間半。米加国境を越え、さらにそこから1時間半走って、途中、休憩も挟みつつ、19時半ごろ、オタワに到着しました。 (今日の行程地図はこちら→。google mapから拝借。) 10年選手のCR-V君も、頑張って走りきってくれました。(彼についてのモロモロはこちら)

初めてのマイカーでの国境越えでしたが(歩いての国境越えは、過去にタイ-ラオス間で経験あり!)、特にこれといったトラブルもなく、高速道路のゲートみたいなところ(というかそのもの)で、国境警備隊のお兄ちゃんと1,2分お話ししただけで通してくれました。「若い男の一人旅」というのが彼的には怪しかったらしく、"Why are you go to Ottawa by yourself, though you look so young... " と、若干答えに窮する質問が飛んできましたが…(笑)

オンタリオ湖の東側の米加国境は、教科書的には「セントローレンス川」(中学の地理で覚えましたよね!!)ってことになってるんですが、実は、そのセントローレンス川には、無数の島が浮かんでいて、この地域一帯"1000 islands district" と呼ばれています。実際には、1000以上あるらしいいですけど、まぁ日本の九十九島とか九十九里浜みたいなもんですよね。(←なんと大ざっぱな説明…。)

実際の米加国境は、この島々の間を縫うように走っていて、今日僕が越えてきた国境は、Wellesley Island(アメリカ側)と、Hill Island(カナダ側)の間にあります。二つの島の間の海峡(河狭?)は、泳いで渡れそうなくらいの距離なので、「国境の橋」といっても、全然たいそうじゃないんですが…(笑)

この1000 islands地区、地味ですが、NY州北部(とカナダOntario州南部)の中では、いちおうちょっとした観光地になっていて(お金持ちの別荘もいっぱいあるそうです)、国境を越えてすぐのところには、観光用の塔も立ってました。観光客はまばら(というかほぼ皆無)でしたが、$9払って登ってみることに。(てか、カナダ人って、やたら塔建てたがりますよね…。トロントとか、ナイアガラとか。)
塔のてっぺんから見えた風景が右の写真(ぜひ拡大してご覧ください。)。島々の紅葉がセントローレンス川の水面に映えて、ものすごくきれいな風景を拝むことができました。余裕で $9の価値あり。売店のレジ打ち兼エレベータガールのおばちゃん(形容矛盾…)が、エレベータの降りしなに、"Today is perfect!!" と言ってましたが、お世辞抜きでほんまそうやと思える光景でした。I'm so luucky!!

Ottawa市内に着いたのは、日が暮れてからだったので、今日は市内は見て回れませんでしたが、とりあえずカナダについて気づいたことをいくつか。
  • 高速道路の車線がアメリカより少ない…Ottawa近郊以外は、基本2車線。アメリカは、えーっと、なんかとにかくやたらいっぱいあります。
  • 街中に両替商がある…逆に言うと、アメリカでは見たことがない。「お前ら、アメリカに来んねやったら米ドルくらいちゃんと用意してこんかいっ」ってことなのかなぁ…。謎です。
  • ・なんとなく人当たりが丁寧…これもアメリカとの比較で。ちょっとひいき目に見過ぎかもしれませんが、南の隣国の人たち特有の「ぶっきらぼうさ」がこの国の人には少ない気がします。
というわけで、明日は一日、Ottawa市内をかけずりまわります。
Econo Lodge, Ottawa, Oct 10, 24:08

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Ready for Canada

突然ですが、明日から2泊3日でカナダに旅行に行ってきます。

といっても、目的地のOttawaはSyracuseから車で3時間。Bostonより、そして同じ州内の(はずの)NYCより、はるかにご近所さんです。ちなみに今回は渡米後初の一人旅。ドライブする距離も過去最長なのでちょっと緊張してますが、安全運転で秋のカナダを楽しんでこようと思います。(紅葉もきれいそうやし。)

そんなわけで、今日は、来週月曜日の課題を片付けたり、旅行の準備をしてたりしてるうちに、まともに書いてる時間がなくなってしまいました。とりあえず一言だけ書いておくと、Thomas Friedman(日本でもバカ売れした"The Lexus and the Olive Tree"とか"The World Is Flat"の著者です)の新著、"Hot, Flat, and Crowded" は、ちょっとイマイチかも?? ということです。この本(=月曜日の授業の課題図書)、2001年以降を"Energy-Climate Era(E.C.E.)"と定義し、「この転換(つまりA.D.からE.C.E.へ)は、後世から見たらB.C.からA.D.に変わったくらいのインパクト持つはずや!!」と主張、(ここで某O前氏が"AG"とかしきりに言ってて結局はやらなかったことを思い出しましたが(笑)。まぁそれは置いとくとして。)、energyとclimate changeを軸に、いま起こっている問題を解説し、それに対する彼なりの処方箋を提示する、というものなんですが。

うーん、なんというか、「そうね、あなたアメリカ人だもんね、そりゃアメリカ大好きだよね…」と言いたくなるような論調が多く、正直、ちょっと期待外れ。ま、少なくともこれまでのところは、ということですが。いま前半の「現状解説編」を読み終わったところなので、後半も読み終わったらちゃんと感想書きます。

というわけで今日の記事は短いですがこの辺で。あまった時間は、今日、近くのグロッサリーから連れて帰ってきた竹の赤ちゃんの写真でお楽しみください。
my home, Syracuse, Oct 9, 26:00
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Wednesday, October 8, 2008

Yom Kippur

Public Budgetingの中間試験が無事終わりました~。

厳密に言うと、「無事」かどうかは知りませんが、ともかく終わったということです。ふーっ。

与えられた数字をもとに、政府の現業セクター(具体的には大学)の歳入・歳出を計算させる問題があったんですが、「問題文の不備では?」と思われるところがあったりして、な~んか後味の悪~いテストでした。ヤツあたりするわけではないですが、正直、このコースの先生だけはイマイチだなぁ…。ぶつぶつぶつ。ぶつぶつ。ぶつぶつ。

まぁとにかく終わったということで、テスト後はそのままクラスメイトのKorean2人とdinnerへ。行先は、Marshal St. のタイ料理屋さん、Appe"Thai"zer。韓国人と日本人の3人組でなぜかタイ料理という状況に、密かに面白さを感じつつ(笑)、数十分前のテストのことも忘れ、和やかなひとときをすごしてきました。

ただ、彼らによると、今、ウォン安がヤバいとのこと。アメリカで暮らす身としては「めっちゃしんどい」と嘆いてました。そうだよね…。それにしても、ウォン安が進んでいるとは不覚にも全く知らず。朝鮮日報(日本語版)10月9日の記事によると、「急激なウォン安、景気後退、物価上昇」が同時に進行していて、中央銀行は金利を上げるか下げるか考えあぐねているんだそうです。ん?なんじゃそりゃ?? 何が起こってるっていうの??? 僕の拙い経済知識では、もはやよくわかりません。記事によると、ともかくいまは外貨流動性の確保が最大の懸案なので、おそらく金利は据え置かれるだろうとのことです。 気づいたら、1ウォン=0.07円にまでなってたんですね…。 ずっと、1ウォン≒0.1円のままで頭が止まってました。

Budgeting ともAppe"Thai"zerともWonとも全然関係ありませんが、明日は、うちの大学はお休み。正確には、今日の午後6時から、すでに休みが始まってます。Yom Kippur(ヨム・キプル)という、ユダヤ教の祝祭日だそうです。と言ってももちろん、I have no idea.なので、久々登場Wikipedia。英語版から拾おうかと思いましたが、今日はヘタれて日本語版から拾ってみます。

ヨム・キプルまたは贖罪の日(יום כפור)は、レビ記16章に規定されるユダヤ教の祭日。ユダヤ教における最大の休日の一つである。(中略)ユダヤ教徒はこの日は飲食、入浴、化粧などの一切の労働を禁じられる。

だそうです。何に一番ビックリしたって、ヘブライ語の文字の上にカーソル持ってって、テンキーの右矢印(→)押したら、カーソルが左に動くことにビックリしました。わざわざ引用までしといて表面的な感想ですいませんm(_ _)m

僕は、幸か不幸かユダヤ教徒ではないので、明日も労働が可能です。というわけで明日は一日、授業の課題図書を読んで過ごそうと思っています。
my home, Syracuse, Oct 8, 23:32

Tuesday, October 7, 2008

Causes of State's Fiscal Crisis #2

今日は、2回目のPresidential Debateがありました。両候補とも、言ってることはこれまでと同じですが(違っていたら困りますが)、司会者から「health insurance, energy, educationの優先順位をつけろ」と言われたObamaさんが、はっきりと「energyが1番」と言いきってたのが印象的でした。(McCain候補は順位を明言せず。)

Obamaさんのエネルギー政策は、electric car、clean coal、nukes の3本柱ですが、前二者(特に電気自動車)の技術開発については、「とにかく、アポロを月に飛ばしたときの気合いで頑張る」そうです。「ケネディは『10年以内に人類を月面に立たせる』と公約してそれを実現した。アメリカが本気になれば、今回も絶対できるはず」というObamaのロジックには、まったくロジック(論理)がありませんが(笑)、それでも、この人が大統領になったらほんとにデカイことが起こるんだろうなという予感が漂っています。エネルギームラ、ひいては温暖化ムラで。とりあえずclean coalが脚光浴びるのは間違いないと思うので、日本も乗り遅れないように頑張ってほしいと(勝手に)思ってます。


さて、ここから先は、一昨日、途中でヘタれたPublic Budgetingのテスト勉強の続き。

2. Wisconsin
1990年代、好況を享受していたWisconsin州政府と州議会は、しばしば減税と歳出拡大を同時に行わざるを得ない政治的状況に追い込まれた。その結果、歳入と歳出のギャップは、構造的な州政府の借金として積み上がっていったのであった。
2001年3月に景気の後退が始まると、多額の財政赤字が表面化。2001-03財政年度(2年制)は、$2.4 billion の赤字に見舞われることになる。その後、急激な歳出カットと増税、更には、将来のタバコ収入を見込んだ借入れを行ったが、財政状況は一段と悪化、2003-05財政年度には$3.5 billionの財政赤字を計上するに至った。

3. Colorado
TELs (tax and expenditure limitations) の流れを受け、1992年、Colorado州は州憲法を改正。TABOR(Taxpayer Bill of Right―納税者の権利章典―)と呼ばれるこの改正で、人口当たり(一人当たりの収入は加味)の歳出の制限が導入され、その値は、他のどの州よりも厳しいものであった。
TARBOR導入の結果、Colorado州は、低税率の州への変身を遂げる。州政府と州下の自治体を併せた税収額は、1989年時点で全米28位だったのが、2000年には43位に、2003年には46位(これは州政府の税収のみを比較した結果)にまで下がった。
好況期には、賞賛を集めたTABORであったが、2001年以降、アメリカが不況期に入ると、その制限の厳しさゆえ、州政府の財政政策の機動性のなさを露呈、不況に対する有効な手立てを講じることができなかった。
それどころか、厳しくなる財政状況の中で、earmark(なんて訳したらいいんだろう?)や民営化が多発し、パブリックセクターの効果(effectiveness)を制限する結果を招いた。
結局2005年、同州は住民投票により憲法を修正、高等教育や医療保険などに充てるため、5年間にわたり$3.5 billionの税を追加的に徴収することを決めた。


さて、ここで課題に戻りましょう。テストに出る(と勝手に予想している)課題は、「3州のケースを比較した上で、なぜ、CaliforniaとWisconsinの2州では財政危機が起こったのか、これら2州とColoradoでは実質的に何が違ったのかを考えなさい」というもの。

とりあえず、課題に答えるという意味では、「好況期(1990年代)にどれだけ財政規模を膨らませたか、が実質的に違っていた」、「好況気に減税を敢行したという点は3州に共通しているが、CaliforniaとWisconsinの2州は、一方で歳出の拡大も行っていたため、2001年に経済が不況に転じ税収が激減したのちも、財政規模をすぐに縮小することはできず、結果、膨大な財政赤字に苦しめられた」という感じになるのかぁ…。

ただ、Colorado州を扱ったケーススタディ("Fiscal Management Implications of the TABOR Bind" by C.R. Martell & P. Teske, 2007)自体は、TABORをかなり否定的に書いていました。"TABOR to achieve fiscal control have paradoxically weakened general fiscal management opinions." などと。

じゃどうすればいいんだと言われても、当然答えはないわけですが、「州ってものすごい大きな権限を持っていて、自分の裁量でいろんなことを試みてるんだなぁ」というのが素朴な感想です。日本で道州制を敷いたからといって、その新しくできた「州」に、アメリカの州に見られるような強い自主性が宿るとは、残念ながら思えませんが…。

さて、答えの英訳にとりかかりますか。

my home, Syracuse, Oct 7, 25:23

Monday, October 6, 2008

Global Fears of a Recession Grow Stronger

先週末に$700 billionのbailout法案が通ったところですが、週明けのNYダウ平均は4年ぶりの1万ドル割れ。東京を含め、世界中の市場でも株価の急落が起こっているみたいです。というわけで、テスト勉強の続きをたな晒しにしつつ(…)、直近の金融危機の状況をCNNとNYtimesから拾ってみました。

<CNN>
"CNN Daily"という、正味10分前後(←日によって違う)の一番基本的なニュース番組があるんですが、今日の"CNN Daily"は、最初から最後まで、入れ替わり立ち替わり、3,4人のコメンテーターが出てきては、口々に、

「今日の株価急落は、市場参加者のパニックによるものだ。」
「あなた自身がパニックに陥っても、決してあなたの状況は良くならない。」
「落ち着いて、お金をどこにあるかを確かめて。拙速な売りに走らないで。」

と、同じようなことを喋り続けてました。もはやニュース番組というより、プロパガンダ…??

前にもこのブログに書きましたし、田中宇というコラムニストが前から言ってることでもあるんですが、CNNという放送局は、アメリカの有事(的な状況)になると、「みんなでこの難局を乗り越えよう」というheroicなトーンにコロッと変わります。基本的なニュース番組のはずなのに、「何か」があるとすぐに、その「何か」しか扱わないbreaking news versionになるし。しかも、breaking news とか言いながら、9月のグスタフ君上陸以来、そのバージョンの"CNN Daily"しか観ていない気がします…。まぁそんくらい現にヤバいこと続きなんだ、ってことなのかも知れませんが。

<NY times>
というわけで、表面的なパニックによるものか、もっと実質的な原因によるものかは別にして(その議論自体に意味があるのか、という議論も別にして)、株価は世界中で下がりまくってます。でも実際、このことが"Main Street"にどう影響してくるのかは、いまいちよくわからないところ。というわけで、今日のNY timesの"Global Fears of a Recession Grow Stronger"という記事を拾い読みしてみます。

その記事で、実体経済への影響のうちの大きなものとして、挙げられているのは、

 1.各国政府が自国経済の防衛に走る。
 2.輸出の鈍化と対内投資の縮小が、周辺国・途上国内での投資を減少させる→不況に陥る。

という2つの流れ。

1.については、特にEU内で深刻に起こりうるとのこと。つまり、これまで、各国の政策を紅潮させることで統合と発展を続けてきたEUが、そうも言ってられない状況に陥るのではないか、ということです。現に先週、アイルランドが自国内銀行の預金保証を宣言したところ、周辺国の怒りを買い(お金がアイルランドの銀行に逃げる恐れがあるから)ドイツ、スウェーデン、デンマーク、オーストリアが相次いで、同様の預金保証を宣言したとのこと。

2.については、中東欧の国々が特にヤバいらしく、最初のターゲットは(中東欧ではないですが)最近、経済が過熱気味であったアイスランドになるだろう、とのことでした。

また、その記事では、MITの教授で、前IMFチーフエコノミストの、S. Johnsonさんの言葉として、

“The globalization of the crisis means we need a globalization of responses, but most of the responses will be national. For all the institutions we have, we don’t have the right institutions to do this.”

「危機のグローバル化」が生じるということは、つまり、「対応のグローバル化」が必要になる、ということだ。しかし、ほとんどの「対応」は一国レベルにとどまるだろう。われわれが知りうるあらゆる機構を思い出してみても、これ(=グローバル化された「対応」)に適した機構はなさそうだ。

という言葉も紹介されていました。これに一番近い(はずの)存在として期待される(はずの)G7蔵相会議が、今週中にもDCで開催されるらしいですが、この会議の成果については、アメリカのメディアも日本のメディアも、軒並み悲観的。

こんなときこそ覇権力を発揮していただきたいアメリカさんですが、 直近のCNNの世論調査によると、$700Bのbailout法案に賛成の人が46%に対し、反対が53%(右の写真)。追加的な金融安定化措置に至っては、実に76%が反対(賛成は22%)という状況で、更なる財政出動はかなり厳しいん状況です。ヨーロッパ(英仏独伊)も、先に書いたように、お互いけん制しあう状況でしょうからたぶん大きなリードはできないのではないか、と。となると…。

うーん、これは何となく嫌な予感がしてきましたが、今週のG7会議、日本は大丈夫でしょうか…?

my home, Syracuse, Oct 6, 24:04

Sunday, October 5, 2008

Causes of State's Fiscal Crisis

これから横着なことをやります。Public Budgetingのテスト勉強と、ブログの更新を、一回の作業でやってみます。すると、何が起こるか…??

面白くない記事ができあがる

とうことです。正直、今日は、あんまりオモシロおかしく書いてる余裕もなさそうなので…。財政(特に地方財政)にそんなに興味のない方は、読み飛ばしてくださいませ。ごめんなさいm(_ _)m

さて、本題。

先週の授業の最後に先生が言わはった言葉は「今回読んだ3つのケーススタディ(California, Wisconsin, Colorado)を比較した上で、なぜ、CaliforniaとWisconsinの2州では財政危機が起こったのか、これら2州とColoradoでは実質的に何が違ったのか、について考えてきてね。」とのこと。つまりこれは「ここ、テストに出ますよ」ということなんですね?と勝手に解釈して、この質問への答えを考えてみることにしました。(これでテストに出なかったら悲しい…。)

まずは、ケースの概略から。

1.California
2003年秋、折からの州財政危機などを理由に、現職知事Davis氏に対する批判が激化。同年10月、彼は、アメリカ史上二人目の「リコールされた知事」になることとなる。(ちなみに、そのあとを継いだのは皆さんご存じのシュワちゃん。) 

なぜCalifornia州は財政危機に見舞われることとなったのか。

California州の憲法にも、Balanced Budget(均衡財政)を求める規定と、Reverse Requiments(予備費を必須とする)の規定はあった。しかし、前者は、それを執行(enforce)するための具体的な仕組みを欠いていたし、また、後者は、予備費の規模などについての具体的な規定を伴っていなかった。

また、California州は、歳入と歳出の額を機械的に制限する規定も有していた。具体的には、①前年度の支出額をベースとし、②当該年度の人口成長率・一人当たり収入の増加率に基づく調整を加え、③機械的な計算で総支出額をはじき出し、④それ以上の歳出を規制、⑤もし歳入が総支出額を超えた場合は超過分を納税者に還付する、というもの。この規定自体は守られていたが、急激な人工増加のおかげで、その条件下にあっても予算の規模拡大が可能であった。

1990年代の景気拡大を受け、州政府は教育・医療関連支出を拡大する一方、同時に減税措置を講じた。好景気中はそれでも十分に健全財政を維持していたが、2000年にいわゆる"the dot-com bubble"の崩壊で株価が下落すると、税収が一気に縮小。その当時、州政府は$8 billionの繰越金を積んでいたが、2001年の電力危機の際、市民に再販するための電力の購入にそのうちの$7 billionを充てたため、その時点で繰越金はほぼ底を突く状態に。以降、膨らんでしまった歳出と、減少した歳入のギャップが、そのまま毎年の借金として積み上がっていった。


すいません、今日はここで力尽きてしまいました。続きは明日に。(ちなみにテストは水曜日です。)

my home, Syracuse, Oct 5, 25:51

Can he "do mo"re in US?

Targetネタを2つ。

Targetというのは、アメリカで時々みかける衣料品+雑貨屋さんです。(僕の周りには、なぜかわりとファンが多い。)「日本の○○みたいな感じ」と言ってピッタリくるのがないので説明しにくいんですが、サティやイオンから、生鮮食料品売場を取り除いた感じってのが一番近い気がします。商品のレベルもだいたいそんな感じ。「そこそこいい品をお求め安い価格で」って戦略です。

今日の午後、そのTargetに入るなり僕の目に飛び込んできたのは、なんと、天井から宙釣りにされているどーも君!! 某国某公共放送のキャラクターである(あったはずの?)彼ですが、気づいたら、TargetのHalloween キャンペーン・キャラクターになってました。まさか、こんな異国の地、それも資本主義の総本山とも言うべきアメリカの、資本主義の代表選手とも言うべきショッピングセンターで、某国某公共放送のキャラクターにお目にかかるとは…。NHK(あ、言っちゃった)の商魂、恐るべし。がんばれ、どーも君。

そのTargetで買物をして、レジ袋をもらってきたんですが(すいません…。)その袋のマチの部分にはこんな説明書きが。

 10 WAYS TO REUSE YOUR TARGET BAG
  1. Tiny Trash Can Liner (小型のごみ箱用の袋に)
  2. Doggy Duty (犬のお散歩の際に)
  3. Water Balloon (水風船に)
  4. Road Trip Rubbish (車の中のごみ入れに)
  5. Soggy Laundry (濡れた洗濯物入れに)
  6. Ice Pack (氷枕に)
  7. Toiletry Tote (洗面用具入れに)
  8. Kitty Litter Liner (猫用トイレの内袋に)
  9. Tomorrow's Lunch Bag (明日のお昼御飯の袋に) 
 10. Care Package Padding (壊れものを包む際の詰め物に)

Water Ballonが3つ目に数えられてたりして、無理やり絞り出した感がありあり伝わってきますが(てか、レジ袋って水風船になります??)、それなりに頑張ってる様子がうかがえます。ちなみに僕も、wegmansで、一つ$0.99のマイバックを3つ買ってみました。最近はそれを多用しています。(と言いつつ、Targetでレジ袋もらってるんですが。。。)

ちなみに、その下には、"California Only: Please return to a participating store for recycling" との一文も。なんでカリフォルニアだけなん?回収した袋はどうなんの?

謎は深まります。ターゲットにメール出して聞いてみよっかなぁ…。
my home, Syracuse, Sep 4, 25:15

Saturday, October 4, 2008

Habitat for Humanity

I know it's sudden, but I built a house today because I can stand the life with my room mate no longer...

NO. Of course I'm joking, but it's true I built a house. Well, technically speaking, I participated in just a part of a building-a-house project.

It's one of the projects of The Syracuse University SUNY ESF Campus Chapter of Habitat For Humanity, which hosts work projects on weekends that offer students a chance to work in the community to fix the problem of sub-standard housing in the local area, as a chapter of Habitat For Humanity. (You can see a quick explanation tour of this organization by click the above link.)

Today's our task was roofing with tiles. Those tiles were not similar to Japanese ones, but thinner, black, and made of tar or something. (I don't know whether I can still call it "tile" or not, but I will call it "tile" because I don't know.) We climbed on the roof, lined up "tiles" so as not to form any cracks, and nailed them onto the roof, for approx three hours.

Of course, it was my first time to be involved in building a real house, and I actually didn't know about "Habitat For Humanity" at all. (Honestly, I still know it just a little) But, that work was very enjoyable and I could have some happy hours.

For me, it was also part of my "Making American Friends Project." So far, I became friends with not so many Americans as international students. I know, making American friends is more difficult, but I have to try it. And today, I think, I could get closer with some Americans.

But, to get further closer with them, more natural chats are crucial, and for more natural chats, more fluent English is crucial.

After all, I' ve come to my usual conclusion; "English is crucial."

So, what should I do now? OK, eat lunch, take some coffee, and let's watch the DVD of "FRIENDS"!!
my home, Syracuse, Oct 4, 14:10
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【日本語読者の皆様(←つまり「皆様」ということですが。)へのお知らせ】
「英語力の強化」という至って個人的な理由により、ときどき、英語で記事を書かせていただくことにしました。(主に週末の予定です。)英語の不得意な方、頑張って読んでください。一緒に英語うまくなりましょう。(適当なコメントですいません。) 英語のお得意な方、 非常に稚拙な英語表現が散見される(それしか見えない?)かと思いますので、何なりとご指導いただければ幸いでございますm(_ _)m

Friday, October 3, 2008

maybe not only me

bailout法案が下院で可決され、Bushが署名して、晴れて法律になりました。CNNには、"Bailout is law" との見出しが。新聞的にはそういう言い方するんだなと、妙なところに納得。

ちなみに今日の採決結果は、賛成:263 対 反対:171。これだけ見ると余裕持って通過したみたいですが、共和党議員だけに限って見てみると、賛成:91 対 反対:108で、未だ過半数は反対。 アメリカの国会議員って、意外ととことん持論にこだわるんだな、と少し驚きました。アメリカの国会って、造反しても、あとからいじめられたりしないのかなぁ…。どなたか知ってたら教えてください。

さて、話は全然変わりますが、今日の英語の授業中、先生がちょっとうれしい(?)ことをいってくれました。どんな話かというと(先に言っときますがしょうもない話です)、「"can" と"can't"、"〇teen"と"〇ty"(たとえばthirteenとthirty)は、nativeにも聞きわけづらいことがある」とのこと。うれしいこと言ってくれるじゃないですか。それを聞いた僕は、「うんうん」と思いっきりうなずくとともに、積年の心のつかえから少しばかり解放されたのでした(そんなたいそうなことかい…。)

"thirteen"と"thirty"は、stress(日本でいうところのアクセント)の位置が違うというのが教科書的な説明ですが(前者は"-teen"、後者は"thir-")、先生曰く「日常会話の中で、それを聞き分けるのは困難」とのこと。よく知ってます。むしろ、後者は"-ty"を"-dy"みたく発音するということをよりどころに聞き分けた方がいい、とのことでした。

一方、"can" と"can't"については、残念ながら攻略法はないそうです。非常に残念。。。 

アメリカ人は、語中・語末の"t"を、実際には"t"と発音せず、喉の奥の方で一瞬息を遮る(敢えて日本語にすれば「んぐっ」って感じ)ことで代用するので、"can" と"can't"の違いは、実際には「キャン」と「キャンぐっ」くらいのもの。このレベルを音だけから聞き分けるのは、正直きついので、僕も普段は、文脈やジェスチャーで補いながら判断してるんだと思います。まぁ、あんまり判断できてないですけどね。

"can" と"can't"についての先生の説明の後、コロンビア人のおじさんがびみょーな発音で、"Completely I can("can't"にも聞こえる) understand you." と言って、先生のとまどいとクラスの笑いをさそってました。逆境を笑いに変えるラテン系のノリ、見習わないといけませんな。コロンビアおじさん、サスガです。
my home, Syracuse, Sep 3, 22:17

Thursday, October 2, 2008

Coal will stop climate change??

確かに悪い予感はしたんですよ…。


窓の外から明らかにセンス悪そうなおっさんが見えましたしね。でも、まぁどこも大差はないだろうと(いつもどおり)高をくくって飛び込んだのが間違いでした………これ、散髪の話なんですけど。

日本を出る直前に切ってきたとはいえ、最近、いい加減うっとおしくなってきた髪の毛。そろそ切りに行かなあかんなぁ、とは思っていたんですが、授業の合間の昼下がりの思いつきの行動が、こんな悲惨な結果を招くとは。とほほ…。

何が悲惨だったかって、とにかく、そのおっさんの性格が最悪。それだけで十分「二度と行ってやるか」レベルだったのに、かてて加えて、出来上がりの前髪が完全に水平。写真に撮って皆さんにお見せしたいくらいです。(ぜったい嫌ですけど。)

おっさんに何を言っても無駄だと思ったので、帰ってきて自分で前髪を切ることに。鋏をザクザク入れて、ワックスをワシャワシャつけてみたら、なんとか笑われない程度にはなりました。でも日本人には笑われんねやろなぁ…。


さて、気を取り直して、3時からは、"Climate Change" リレー講義の2回目に出席。(リレー講義の詳細は、こちらを。) 今日は、Maxwell SchoolのCenter for Environmental Policies and Administrations のDirectorでもある、Prof. Wilcoxen の講義。アメリカのエネルギー事情についての2時間弱の講義でした。

面白かったのは、既存の発電手段(電力量ベースで50%超が従来型石炭火力!!)に代わる、有力なalternativeは何か、というお話。先生曰く、以下の4つが考えられるとのこと。
  1. IGCC (Integrated Coal Gassification Combined Cycle) with CCS (Carbon Dioxide Capture and Storage)
  2. Combined Cycle with CCS
  3. Nuclear
  4. Renewable
つまり、「石炭に代わる候補(の半分)は、やっぱり石炭だ」という、いかにもアメリカ的な結論(なんでわざわざ1.と2.を分けるの?という突っ込みどころもあります)。

これら石炭関係の技術を簡単に説明しておくと、Combined Cycleというのは、従来の発電機の前工程にガスタービンを取り付けて、エネルギー効率をあげる技術、Coal Gassificationは石炭をいったんガス化してから燃やすと何かいいことが起こるよという技術(←何が起こるんですか?誰か(S君)教えてください。)、CCSはCO2を捕まえて地下とか海底下とかに埋めちゃう技術(←昔、仕事で触ってました。)です。(Combined CycleとCoal Gassificationについては右の図も併せてご覧ください。←クリーンコールパワー研究所さんのサイトから拝借。)

ちなみに、石炭火力発電(従来型)は、アメリカでは決して安い技術ではないそうです。先生の試算によると、電力量当たりの発電価格は、coal(従来型)がgasの3倍強も高いとのこと。「なんでそんなに高いんですか?」と聞いてみたら、「資源そのものの値段は安いんだけど、運送賃が高くつくし、アメリカには、Clean Air Actという法律があってその基準をクリアしないといけないから(←「アメリカだけじゃないですよ」との心の中で叫ぶ。)、結局トータルで見ると、石炭の方が高くなるんだよね」とおっしゃっていました。わかるような、わからないような。

ともあれ、これらのクリーンコール技術。日本では、あまり注目されていませんが、今日の説明を聞いていて、アメリカ、中国、インドという3大CO2排出国が、揃いも揃って石炭に恵まれているという事情を踏まえると、日本ももっと真面目にこの技術に取り組んだ方がいいんじゃないかという気がしてきました。この3カ国の経済事情からして、石炭の使用自体を否定するのはとても現実的じゃないですし、そう考えると、今後、クリーンコール技術に対する需要は、増すことはあっても決して減ることはない(←温暖化の議論そのものが下火にならない限り、という前提でですが)という気がするんですが、いかがでしょうか?
Maxwell Scholl, Syracuse, Sep 2, 19:00

Wednesday, October 1, 2008

Senate passes bailout

リンクを張らせてもらっているバークレーのS君やミシガンのNさんに比べると、なんとなく余裕ぶっこいていた感のある僕ですが、そろそろお尻のあたりに火が点いてきました。そんなわけで今日はちょっと遅くまで自習室にこもって勉強してたんですが、帰り道、真っ暗なキャンパス内を歩いてると、どこからともなく奈良公園臭が…。鹿さんの出没の可能性が疑われます。(あるいは、鹿風の臭いの人間さんが通ったのかも。。。)

来るべき冬に備え、パソコンのデスクトップにダウンロードしてみた「天気予報」によると(備えになってるのかなってないのか微妙…。)、明日の最低気温は6℃だそうです。結構来てますよね。ちなみに24時現在の気温は9℃。西南西の風、風速5km/hだそうです。え?そんな情報要らん? ごめんなさい、知っててやっちゃいました…。


冒頭でも書いたとおり、ケツに火が点いているので(←その割にしょうもないこと書いててますよね。。。)、ここから先は手短に。ちなみにソースはCNNです。

今から3時間くらい前、米上院で、金融安定化法案(上院修正版)が可決されました(賛成74:反対25)。Obama君やMcCain君も、予想通り、賛成票を投じたそうです。

下院での衝撃的否決を踏まえた上院での修正ポイントは、実物経済向けの景気対策(主に減税)をいくつか追加したこと。中には、「再生可能エネルギー減税の拡張」なんてのも含まれています。うーん、「風が吹けば桶屋が儲かる」ならぬ「風が吹けば風車が回る」とでも言いましょうか…。あ、風が吹いて風車が回るのは当り前ですね。

これらの修正は、「庶民の血税使って、ウォール街の金融エリートを助けるなんてのはけしからん!!」とおっしゃっていた(おもに共和党の)法案反対派議員をなだめるためのもの。上院の共和党院内総務(Senate Minority Leader)を務めるMcConnellさん曰く、

This is a measure for Main Street, not Wall Street. [It will help] to unfreeze our credit markets and get the American economy working again.

この法案は、Main Street(実体経済)のためのものであって、Wall Street(マネー経済)のためのものではない。信用市場を解凍し、アメリカ経済を再び胎動させる手助けとなるだろう。

だそうです。どう考えてもそれは言い過ぎだと思いますが($700billionもウォール街に突っ込んでおいて…。)ちなみにこのMain Streetという言葉、最近ニュースでよく耳にします。Wall Street(マネー経済の象徴)に対峙する概念として、「実体経済」てな感じの意味で使われているようです。

もっとも、この修正を受け、下院がすんなり法案を通すかどうかは、まだ不明です。下院での反対理由の、もうひとつの大きなものは、「政府が市場に過度に介入するのはまかりならん」という市場信奉主義的なもの。この立場で反対した人は、今日の上院の修正を踏まえても態度を変えない可能性が高いです。(CNNには、「やっぱりこんな法案ヤだから、今度も絶対反対するわ」と言っている下院議員(民主党)のコメントが出てました。)

とはいえ、どっちかいうと、下院も通過しそうな雰囲気が漂ってきました。しかしですねぇ、法案がこのまま成立したら、連邦政府の税収は10年以上にもわたって$110billionも減っちゃうそうです。まったく人んちのことは言えませんが、この国の財政、ほんとに大丈夫なんでしょうか…? まぁ、この期に及んでそんなこと考えてられまへんってのが本音のところなんでしょうが…。
my home, Syracuse, Oct 1, 24:35