全米保守派の年次総会“CPAC”(Conservative Political Action Conference)が開催中。今年の主要議題は「移民政策」。具体的には、現在、上院で審議されている移民制度の改正案に、乗るか反るか。この改正案が通れば、1100万人いると言われる不法移民(illegal immigrants)に一時就労ビザが与えられ、とりあえず「不法」状態ではなくなる。
なぜ保守派がそんなことを言い出したのかと言えば、ヒスパニック系の人口割合がいや増す中、従来通り、移民に厳しいスタンスを取り続けていては、この先、選挙に勝てなくなるという危機感から。
保守派内でまだまだ意見は割れているようであるが、そもそも、こうしたことが主要議論になるということ自体、米社会の中で、ヒスパニックの影響力が増しているということ。
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