Sunday, February 22, 2009

Japan PM wins coveted first Obama invitation

少し前の話になりますが、先週半ば、日米首脳会談の開催が発表されました。麻生総理は、Obama新大統領がホワイトハウスに迎える最初の外国首脳として招かれるとのこと。総理は明後日(火曜日)、この国にいらっしゃいます。
  
これについてアメリカのメディアがどう報じているかなんですが、少なくとも今のところ、大きなニュースにはなっていません。というか、ほとんど報じられていません。小さめの記事で、粛々と述べられている程度。たとえばこんな感じ(FOX News)とかこんな感じ(ABC News)で。結構頑張ってググってみたんですが、背景事情まで分析している記事は、ほぼ見つからず。(bloombergが出してましたが、僕の印象では、あまり的を射ていない気がします。)
  
そこにいくと、シンガポールの国営英語放送局Channel News Asiaがwebに掲載している"Japan PM wins coveted first Obama invitatio"という記事は、「なぜ日本が最初の訪問客に選ばれたのか」という点まで分析されていて、なかなかinteresting(タイトルは嫌みですが)。興味深い記述を拾ってみると、たとえばこんな感じ。
experts believe Obama's invitation to Aso is largely symbolic -- designed to relieve concerns in Japan that the United States is overlooking its longtime ally in light of China's rapid growth.
Japan is where the money is and if you want to deal with the international financial crisis, you've got to have the US and Japan in synch.
二つ目の引用はthe Pacific Forum of the Center for Strategic and International Studies所長Ralph Cossa氏の発言の一部として掲載されているものです。それにしても、"Japan is where the money is" って…。Cossaさんには、東洋の島国が、完全に打ち出の小槌に見えてるんでしょうね。。
  
本題からは逸れますが、シンガポールという国は、一番冷静かつ客観的に、日本のことをwatchしている国の一つなんじゃないかなと思っています。シンガポールで仕事をしたことのある友達に聞くと、あの国は、「とにかく役人のアタマがいい」とのこと。どんなふうになってるのか、一度、実際に行って見てみたいなぁと思っているのですが、まだチャンスに恵まれていません。(最初の話とだいぶ違うところに着地しちゃいました。。)
Maxwell School, Syracuse, Feb. 22, 13:56

3 comments:

Anonymous said...

あのね~、シンガポールのお役人は本物の超エリートしかなれないんだよ~。年収も日本の公務員と一桁違うらしい。なので、汚職も少ないし、公務員になるっつ~たら、小さい国だから人数も少ないし、すんごい競争率です。

小さい国だから変に「地方分権」とかも大騒ぎにならないしね~。身動きとりやすいのかも。

Anonymous said...

シンガポールのお役人になりたかった。。。

髙林 祐也 said...

同居人によると、香港のお役人も相当のエリート&高給取りだそうで、彼自身、狙っているものの、「Syracuseのundergraduate卒じゃ厳しいよなぁ…」とときどき言ってます。なんでも、NYで試験が受けられるらしく、今年の秋に受けるんだそうです。