Friday, February 13, 2009

Good & Bad Surprise on Renewable Energy Industry

"Economics of Science & Technology"の期末課題でありますリサーチペーパーのお題を探して、論文の森の中を探検中。いや、この程度で「森」なんて言ってたら怒られますね。せいぜい「林」レベルです、はい。
 
まだ林の中をさまよい始めたところで、着地点はまったく見えていませんが、方向としては、新エネ関係にもっていくつもりで、今日は、「風力発電」と「燃料電池」の林を探索。世界の風力発電市場での、日本企業のやられっぷり(というか、プレイヤーとしてそもそも認知されていない??)と、米国での燃料電池関係特許取得数に占める日本企業(特にHonda!!)の圧倒的なシェアの高さを知って、正直、驚いていました。

風力発電について: Lewis(2007) によると、Vetas(丁)、Gamesa(西)、GE(米)、Erecon(独)の4社で世界シェアの75%を供給(2006年現在)。また、同論文から読み取る限り、日本企業は、少なくとも上位8社までには入っていません。また、Merill Lynch(2007) は、風力発電施設業界の性質を分析した上で、既存の大手メーカーが新規参入リスクを考慮する必要はほとんどないと結論付けています。)
  
燃料電池について: Cardona(2008) によると、2002年から2008年までの米国特許取得数(燃料電池関係)の1位はホンダの289件(2008年単年度でも首位)で、GM(245件)が2位。UTC(168件)、Ballard(163件)と燃料電池専門メーカーが3位、4位に続いたあと、日産(107件)、トヨタ(101件)が続いてランクイン。また、パナソニック(82件)が8位にランクインし、上位10社のうち4社が日本企業。

  
さて、リサーチペーパーはどんな感じでまとめたもんやら…。いまだ五里霧中です。
my home, Syracuse, Feb 13, 24:40

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