Saturday, February 14, 2009

Another Good Point of "Current" Maxwell

おとといのエントリー"Good and Bad Points of Maxwell"の続き(?)です。
  
毎年、そうなのかどうかはわかりませんが、少なくとも今年、この大学院に在籍していて良かったなと思うもう一つのポイントは、他の日本人の方から受ける知的刺激のレベルが非常に高いということ。いちおう「経済」を専門とする(はずの)職種で今の組織に入っていながら、自分がいかに経済学をちゃんと理解していなかったかということを、恥ずかしながら、日々、思い知らされています…。
  
ここで、自分の不学を棚に上げつつ(←えー、スイマセン。)、問題だと感じる点は、就職してからの6年半、他の能力はともかくとして、経済学の分野で、能力不足を痛感させられたことがほとんどなかったということ。より正確に言えば、経済学の分野では、能力を「問われた」ことすらあまりなかったのかも知れません。
 
もちろん、自分がたまたまそういう部署ばかりを歩んできたからかも知れませんし、或いは、それと気づけなかっただけで、本当はより高度な経済学の知識を持っていれば、その知識を具現化できるチャンスはあったのかも知れません。
  
ただ、いずれにせよ、自分の経済学の力に関して、「このままではヤバい」と思わされる機会が、これまでになかったのは事実(それ以外の分野では何度もありました)。その事実だけをもってしても(引き続き自分の不出来を棚に上げますが)、うちの組織ってちょっと「ヤバい」かもと思うわけであります。 
  
残り一年半の留学中、まずは「よっこらしょ」と頭の上の棚からおろしてきた我が不学を補うことが第一ですが、その先に、多少なりとも改善されるであろう経済学の知識を、うちの組織の中で、具体的にどう活かしていくのか、ということも考えないといけないなぁと思っております。

すっごい内輪ネタでスイマセン。
my home, Syracuse, Feb 14, 23:19

2 comments:

Anonymous said...

まあまあ、結構Bayaさんも行けてますよ、ご心配なく。なんつ~か、全部に秀でなくてもいいんで、環境オタクな感じを、経済学の基盤を使ってうまく磨けばいいんじゃないですかね。

あ、今が環境オタクってわけじゃないけど・・・(たぶん)。

髙林 祐也 said...

もったいないお言葉、ありがとうございます。だいぶオタク度は緩和されたんですけど、どうしてもそっちに目が行ってしまいますねぇ…。関心がそっちに向くのは仕方ないとしても、視点にbiasがかからないように気をつけます。