Friday, May 21, 2010

Project gets complicated

Capstone5日目。僕らの班のプロジェクトは、①全米50州立法府のWeb開示情報に関するインベントリ作り と②それらの中での先進事例のケーススタディ の二本立て。まずは、来週前半までに①を済ませようということで、今週は、インベントリの項目を決めた上で、各人7~8州ずつを調べ、今日、その結果を持ち寄って「摺り合わせ」を行うというふうに一週間が過ぎてきた。

インベントリの質問項目は、たとえば、「法案を委員会ごとに検索できるか」「発案者ごとに検索できるか」といった、情報開示に関する基本的なものから、「掲載されている法案はauthenticationのなされたものか。yesの場合、その方式如何?」「Web Serviceがprovideされているか?」といった、より技術的な範疇に属するものまで。質問項目を決めていた前回までは、あまり細かい話に立ち入らず、それゆえ、議論は比較的スムーズに進んでいたのだが、いざ、実際の事例をインベントリにインプットしていく段になり、いろんな難問が噴出。限界事例が報告されたり、そもそも、班員の間での理解の不一致が顕在化したり…。てなわけで、今日のミーティングはややギクシャク。

そんな中、何となく班員各人の個性も見えてくる。頭が良いと評判のチームメイトは、決して、議論の次元を誤らない。その点、そうでもないかな(失礼)と感じてしまうチームメイトは、我慢しきれないのか何なのか、班としての今後の進め方を議論している最中に、突然、ひどく具体的なポイントについてのclarificationをtableしたりする。もっとも、そういう場面で、「次元」の不一致を英語で指摘するのは僕にはまだまだ難しい。日本語で「今はそういう次元の話をしていないよね」というべきようなとき、それを、嫌味にならないように英語で伝えるにはどう言えばいいのか…。難しく考えすぎなのかもしれないが、何と言っていいのかよくわからなかったので、とりあえず、竿はささずに場の流れに任せてみた。。。

斯く言う僕も、技術的な知識については、やや出遅れ気味。APIとかWeb ServiceとかBulk Downloadとか言われても、イマイチ、正確に理解できている気がしない。来週以降のケーススタディに備える意味でも、今週末は、その辺りのお勉強に充てようかと。
Maxwell School, Syracuse, May 21, 15:00

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