Wednesday, May 19, 2010

Capstone program starts

今週月曜日から、新学期が始まっている。卒業前、最後となる今学期は、capstone(4週間)とLeadershipナンチャラ(「ナンチャラ」部分が何回聞いても覚えられない)(3週間)の二本立て。7週間後の金曜日には、晴れて卒業式を迎えることになる(はず)。

capstoneは、7~8人のグループに分かれ、グループごとにclientを持ってその要望にお応えするという企画。期間中、他の授業はまったくない。僕のグループは、米国会図書館付属のシンクタンクであるCRS(Congressional Resource Service)からの要望で、米国各州議会のweb上での情報公開の内容(何を開示しているかと、どう開示しているかの両面)を調べる。月曜日には、DCから遠路はるばるCRSの職員の方がお二人お見えになり、このプロジェクトの趣旨を説明して行かれた。ちなみに言うまでもないが、お二人は空路にて来訪。この国で鉄道を使うなんてアホのすること(笑)

中身についてはまたおいおい書こうと思うが、とにもかくにも、この期間中、出来る限りのことをして、チームに食い込んでいきたいと思っている。そう思うのは、この反省を踏まえ、この言葉に感化されてのもの。二年の留学期間中、アメリカ人との交流に、終始、及び腰だったことは否めない。今さら意識を変えたところで、多くを取り戻すことは出来ないかも知れないが、留学中最後のチャンスとなるこのプロジェクトで、とにもかくにも、今自分にできる最大限のことをやってみて、自分の能力の外縁を少しでも広げたいと思っている。最後の悪あがきであれ、なんであれ。

チームメイトは、アメリカ人の男6名。全員一年目の生徒で、二年目組の僕と面識のあった人はゼロ。ただ、日本人一年目組の人たちから事前に聞いていた通り、なかなか優秀なメンツが揃っていて、最後の悪あがきをするには申し分のない環境。これまで二日間のミーティングでも、しょうもないやり取りはほとんどなく、サブ・ロジ両面で、非常に合理的な議論が交わされている。このグループに入れたのは非常にラッキーだったと思う。

その中で、自分が如何に付加価値を示し、同僚として認められるかとともに、プロジェクトの中身を離れたプライベートの領域でも、彼らとの間で、どれだけ実質的な親交を築けるかが、この先一か月間の勝負。英語力が足りていないのは重々承知だが、英語力だけでなく、これまでの自分の経験を総動員して挑んでみようと思う。
my room, Syracuse, May 19, 8:46

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