Wednesday, November 5, 2008

Yes, We Can!!

圧勝と言っていいと思います。Barak Obamaがアメリカ合衆国第44代大統領に選ばれました。昨日のブログで、「勝利演説は何時頃だろう」なんて話をしてましたが、CNNで「当確」が出たのは、カリフォルニアの投票が締め切られた(東部時間)11時の直後。考えうる限りでは最速のタイミングでの「当確」だったと思います。その後、McCain候補の敗北宣言演説に続き、当確から一時間後の12時前からObama候補の勝利演説が。

サウスキャンパス内にある、元スキーレストハウス(ということは、サウスキャンパスは元スキー場ということ!?)"InnComplete"にMPA生30人ほどが集まって、決して大きくはないテレビと、申し訳程度の大統領選風飾付けの中、まったりとCNNの選挙速報を観戦。集まったのはほぼ全員アメリカ人でしたが、ガイジンは、僕含め日本人3人と韓国人1人、あと、例の天然ドイツ人Vちゃん。ちなみに彼女、自転車で来ようとしたものの、会場への道がわからずに夜のお墓に迷い込んでしまったらしく、Inn Completeには、必死の形相で汗だくになって現れました。あいかわらずぶっ飛んでます。(てか危ないし。。。)

今日来ていた学生は、僕が話した限り全員Obama支持派。Republicanも学内にはいるんでしょうが、さすがに今回は空気を読んで、お家でじっとしてるんでしょうね。といわけで、Inn Completeは民主党の完全どホーム状態。州毎の民主党勝利が伝えられるたび、歓声に包まれてました。そしてObamaの当確が出た瞬間は、一段と大きな歓声が…。

シカゴの勝利演説会場は、ものすごい人の数。Obamaの勝利演説中には、涙を流す人の姿もたくさん映ってましたね。その映像に見入る学生たちも、みんな心からうれしそうな表情。思いはいろいろながら、この国の人たちは、新しい大統領に、心から期待を寄せてるんだってことがしみじみ伝わってきました。"Yes, we can!!"

日本にとってどっちが選ばれるのが良かったのかを考えると、答えは単純でないかもしれませんが、彼の勝利演説を聞いていると、ただ単純に、彼の時代に期待してみたい気持ちが湧いてきます。彼には、人にpositiveな気持ちを抱かせる、強烈な何かが備わっているようです。そして、このタイミングに、この土地にいらせてもらえたことを、幸せに感じずにはいられませんでした。

帰り道(さすがに深夜で危ないので、VちゃんとVちゃんのチャリンコを積んで搬送)、Syracuseの街中は、シカゴやNYCのようなオオ盛り上がりにはなってなかったですが、すれ違ったいくつかの車では若者が箱ノリに。クラクション鳴らして盛り上がってるので、すれ違い際、僕もお返しにクラクションを「ぷっぷー」(笑) 難しい話はいったん脇に置いておいて、ささやかな(でもSyracuseらしい)お祭り騒ぎ(??)を楽しんでみた一日でした。

My home, Syracuse, Nov 5, 27:05
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