Saturday, November 8, 2008

7days to go

昨日、Tクンの誕生日プレゼントに買ってきたソリ、大好評でしたよ~!!
(「こいついきなり何言うとんねん」と思った方は昨日の記事を)
 
今日のTクン誕生日会には、アメリカ人のクラスメイトの娘(14か月)と、コロンビア人のクラスメイトの娘(3歳)も来てて、さながらinternationalな保育所状態。日本語、英語、スペイン語と、「こども語」(わーわー、きゃーきゃー)の4ヶ国語(?)が飛び交う、非常に賑やかな会になってました。

唯一の男の子のTクンにとっては「両手に花」のはずでしたが、女の子たちと絡むよりは、いつもどおりその辺の大人を捕まえて遊ぶ方が楽しいご様子。Tクン、外人女性はあまり好みでないようです。(たぶん、そういう問題ではない。)

ともあれ、子供の力ってすごいですね。いつも楽しい我がクラスメイツではありますが、彼らが輪の中心にいてくれてたおかげで、いつも以上に打ち解けられた気がします。ほんと、幸せな時間でした。
 
さて、そんな微笑ましいお話のあとに、いきなりナマグサい話で恐縮ですが、例のG20サミットまであと一週間になりましたね。このブログでも先週日曜日に書いて以来、しばらくごぶさたしてましたが、アメリカの主要紙(厳密に言うとそのweb版)でも、この会議の話題は、引き続き、あまり大きく取り上げられていません。日曜日のブログでは「(G20会議が)単独覇権主義者vs多極主義者の決戦の舞台になるかもしれない」なんてことを書きましたが、結局、そんなに大きな議論になることもなく、粛々と終わっていくのでしょうか…?

アメリカの新聞サイトだけ見ててもまったく見えてこないので、何はともあれと思ってググってみたら、昨日、ブリュッセルで、EUの首脳会議が行われていたらしいじゃないですか!! TVがないからかもしれませんが(でもwebはけっこうマメに見てる)、アメリカにいると、こんなニュースも普通には耳には入ってこないんですね…。

Indianatimes曰く(←別にどこでも良かったけど、ここの記事が一番きれいにまとまってた)、EU首脳は、11/15のG20会議で以下4点を主張することについて合意したとのこと。
- No financial institution, market segment and/or jurisdiction must escape proportionate and adequate regulation or at least supervision;
- The new international financial system must be based on principles of accountability and transparency;
- The new international financial system must allow risks to be assessed so as to prevent crises; - The International Monetary Fund (IMF) must be given a central role in a more efficient financial architecture.
EUは、この4点を11/15から100日以内に達成することを求めるそうです。

ちなみに、11月8日付のFinancial Timesによると、サルコジさんは当初、IMFや世銀の役割見直しにまで踏み込みたかったようですが、英ブラウン首相の反対も受けて、この線に納まったとのこと。先週、Stiglitzが言ってたようにBretton Woods体制(IMF&世銀体制)を根底からひっくり返すのではなくて、むしろ、IMFに金融構造改革の「中心的役割」を期待するという言い方になったわけですね。Financial Timesは、"EU leaders agreed more vaguely(よりあいまいに) to make the IMF "the pivot of a renewed international system", working alongside other bodies."と評していました。

と、いうわけで、新聞報道を読む限り、11/15はhistoricalと言えるかどうか、やや微妙な位置づけの会議になりそうみたいです。(我ながら、なんと締まりのない締め方だこと!! まぁ明日は朝も早いのでこの辺で。)
my home, Syracuse, Nov 9, 25:00

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