Tuesday, November 11, 2008

Elevator Speech

VanSlyke先生の"Public Organization & Management"の授業では、"Elevator Speech"という課題が出ています。エレベータの中での立ち話で上司にブリーフするときみたく、パパッと説明してパパッと話をまとめる、という練習。某社の採用面接で同じようなのをやってるという話を風のウワサで聞いたことがあります(笑)

VanSlyke版のelevator speechでは、状況設定(自分は誰で、先生は誰で、クエスチョネア役のもう一人の生徒は誰か、など)も自前で用意することが求められています。セッションの最初に、先生、クエスチョネア役の生徒、自分自身が誰か(市長だったり、大統領だったり、NGOの代表だったり…)を説明し、背景状況を簡単にしゃべってから、さっそくブリーフに入るといった流れ。アメリカ人な人たちの、与えられた「役」に一瞬で成りきれる能力の高さには、毎回、感心させられます。

やり取りは全部で約10分。なので実際には、エレベータの立ち話よりも、もうちょっと長めですね(300階まであるビルなのかもしれません)。

秋学期の間に、プレゼンテータ役とクエスチョネア役が一回ずつ回ってくるんですが、今日は僕がクエスチョネア役。なにげに、このクエスチョネア役、今学期の課題の中で、一番気が重かったです…。プレゼンテータだったら事前に準備もできますけど、聴く側って準備のしようがないじゃないですか。しかもプレゼン役の子たち、みんなここぞとばかりに早口でまくしたてるし…。

準備のしようがないとは言いつつ、ここ一週間は、ヒアリングの練習をいつもより多めにやりながら(←悪あがき)過ごしてみたんですが、いざふたを開けてみると、今日のセッションでプレゼン役のMちゃんから仰せつかった役柄は、"政策コンサルタント"であるところのVanSlykeお抱えの"アナリスト"。こら、ちょーてきとーやないか!! (―。―;)

と言いつつ、過度な期待をされずに済んで、若干ほっとしたのも事実。VanSlyke先生(= "政策コンサルタント"さん)から質問を促され、2つほど質問をしてはみたものの、議論がかみ合ってたのかどうか定かではありません。

90分の講義を聞いた後で、「今の授業の要旨を言いなさい」と言われれば、まぁなんなく言えそうなだけのヒアリング力は、いちおうついてきたと思うんですが、より厳密に聞きとってその場でレスポンスしなさいと言われると、まだ厳しい。そのレベルのヒアリング力となると、まだまだ、だいぶ向こーーーうの方にいたはる感じがします。ふぅーっ。

ともあれ、気が重かった課題が一つ済みました。前向きに、前向きに♪
(学期末に向けて、まだまだ課題山積…ですけどね。笑)

my home, Syracuse, Nov 11, 23:39
 
p.s. 米国国務省のDemocracy and Global Affairs担当次官が、今月8日のパネルディスカッションで、今年のUNFCCC COP(Poznan)についてしゃべった内容が、同省のwebサイトに出てました。COPについてはあんまり詳しくないので、この内容については特に何も言えませんが、"We also expect that members of the transition team will send representatives to Poznan as observers."との一文が、目に留まりました。

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