というわけで、お正月(的な日)にもかかわらずSyracuseに残っている寂しい人たち(?)で集まってパーティをしようということになり、今日は、スウェーデン人のMちゃんのお宅にお邪魔してきました。Thanks Givingと言えばターキー(七面鳥)、というわけで、七面鳥もちゃっかりいただいてきましたよ。まぁ、日本のお正月の鯛みたいなもんですね。鯛と同じように、各家庭で一羽ずつ、焼きます。
ターキーは、ホストのMちゃんが用意してくれましたが、ポトラックパーティは、みんな一品ずつ持ち寄るのがルール。というわけで、僕はJapanese Soul Food(??)焼きそばを携えて乗り込んできました。まぁまぁ、悪くない反応でした。ほっ。
昨日の頭痛が産みの苦しみだったのか、今日のパーティでは、これまでになく英語がスラスラ出てきて、すごくhappyな気持ちになれました(←単純)。少しは前進したかなぁという気が若干しています。まぁどうせまた一進一退だとは思いますが…。
そんな楽しいパーティだったんですが、地球の裏側(インド)では、哀しい事件が起こっているわけで、MPA生のパーティだけあって、放っておいてもそういう話題にもなります。その話の流れで、アフガン人のクラスメイトと、彼の国のことについて少し込み入った話をしました。彼が言っていたのは、
- カルザイ政権はcorrupt(腐敗)していて、治安も、教育も、貧困対策も、何もよくなっていない。
- タリバンが好きかと言えば、みんな別に好きではないが、少なくともカルザイ政権よりはよくやっていたというのが一般アフガン人のコンセンサス。
- 本当は、カルザイ政権とタリバンの連立政権にもっていくのが現実的なのだが、アメリカがそれを阻んでいる。(タリバンを絶対的に敵視している)
- 教育制度がまったく充実していないので、若い世代がますます偏った考えに傾きがち。このままではよくなる要素は全くない。
といった感じ。普段は明るい彼ですが、自分の国も未来については、かなり悲観視しているようでした。彼に、「ムンバイのテロリストの目的は結局、何なんだと思う?」と聞いてみたら、
「とにかく資本主義(capitalism)が憎いんだと思うよ。テロリストたちの母国を貧困に追いやったまま、自分たちだけよろしくやってるから」
との答えが。ほぼ予想していた通りの答えだったので、やっぱそうなんだろうなぁと実感。。。
なんて話の後にこういう話をするのもなんですが、資本主義国アメリカでは、thanks giving dayの翌日はBlack Fridayといって、全米中のお店が安売りセールをする日、というお約束になっています。ベストバイみたいな量販店に至っては、明け方の2時とか4時とかから店を開けるところもあるとか。まぁこれも日本のお正月の、初売りセールみたいなもんなんでしょうね。僕は人ごみが苦手なので、明日は参戦しません。自習室にこもって、レポート第二弾に勤しみます。
my house, Syracuse, Nov. 27, 23:07
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