なんとなく、行間からにじみ出る雰囲気でお気づきかもしれませんが、今日は、ちょっとだけ解放された気分であります。Vちゃんとの打ち合わせも無事終わり(彼女のVAIOは、いまだにスペイン語しかしゃべれないみたいでしたが。笑)、"Energy, Environment, and Resource Policy"のレポートに蹴りがついた=今学期のレポート課題が全部終了した(!!)ので。 あと2本テストが残っていますが、とりあえず、書きモノのドロ沼状態から解放されたことがホントにうれしいです。
逆に言うと、英語で文書を書くのって、ホンっとストレスなんですよね…。他の留学生の人たちはどうなんだろ? 僕は、「中身(contents)を考える」作業と、「中身を英語で書き表す」作業を同時に(厳密に言うと、交互に)やるというプロセスが本当に嫌いで、かてて加えて、「英語の文献から文章を引用してくる」なんて作業が加わった日にゃ、その場から逃げだしたくなる、というか、実際、ネットの国やカウチの国(=惰眠の国)への亡命を頻繁に企ててしまいます。スナック菓子を常習していることは言うまでもありません…(でも奥さんには言えません。どうかチクらないでください。)。
語学に近道はないので(ダッシュはできても近道はない、ということが最近よくわかってきました。)、地道にボキャブラリを増やして、考えたことをすらすら英語にできるようにしていくしかないんだろとは思いますが、その境地にたどりつくのにどれだけの修業が必要なのやら…。それまでに、○ポンドの大台を突き破ってしまわないかどうかが心配です。誰か、体重を増やさずに英語ライティングのスキルを高める方法をご存知でしたら、ぜひ教えてくださいませ。
12月に入ってからというもの、時事ネタからもだいぶ遠ざかってしまってましたが、今日、目についたところでは、日系人のEric Shinseki(新関)さんという退役軍人(元陸軍トップ)の方が、Obama内閣の退役軍人省長官(Secretary of Veterans Affairs)に就任する、というニュースが出てました。この方、アメリカでは、イラク戦争の見通しをめぐって、ラムズフェルド国防長官(当時)に盾ついたことで有名です。開戦前、ラムズフェルドが「少人数で平定可能」との楽観論を取ったのに対し、「数十万人レベルの兵力」が必要と強く主張。そのときはラムズフェルドに無視され、その後もラムズフェルドからの冷遇を受け続けたまま2003年に退役したわけですが(アホな(自称)論文書いて辞めた人とはだいぶ違います)、蓋を開けてみたら、Shinsekiさんの言ってたことが正しかったわけで、「ヒール」ラムズフェルドに立ち向かった有能な職業軍人、というイメージで、アメリカでは結構人気があるみたいです。
それはそれでいいんですが、この記事を見て僕が一番気になったのは、CNNの記事にも、Washingotn Postの記事にも、彼が日系人だということが、一言も書かれていないということ。まぁ、日系人とは言え、彼はれっきとしたアメリカ人なので、そのことも、それはそれでいいっちゃぁいいんですが(いいんかい!!)、その上でやっぱり気になるのは、日本の反応が薄すぎるんじゃないか、ということ。まぁ、国務省長官とか商務省長官とかならともかく、退役軍人省長官なんで、あんまり日本には関係ないと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが…。
今回のことに限らず、そもそもの話として、日本人って(思いっきり僕も含めてなんですが)、日系アメリカ人に対する理解があまりにも欠けているような気がします。と言いつつ、韓国や中国がどうかと言われてもますますわからないので、もしかしたら、どこともそんなものなのかも知れませんが。でもなんかもったいないというか、何というか…。話はちょっと飛びますが、Mike Honda議員の2007年の対日謝罪要求決議案の経緯なんかは、帰国するまでにちゃんと勉強して帰りたいなぁと思っています。最近知り合いになったIRコースの同級生に、カリフォルニア出身日系5世のB君という人がいるので、今度、B君にも、その辺の話、一度聞いてみようと思います。
p.s. 奥さんからの誕生日プレゼントは、モコモコの室内履きでした。今朝、郵便局からpick upしてきて、さっそくお家で使ってます。これから始まる長い冬に重宝させてもらえそうです。
my house, Syracuse, Dec. 6, 26:18
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