Monday, August 4, 2008

英語の上達はスノーボードのそれににている?

「スノーボードからは、人生にヒントをたくさんもらった」

とは、東京の友人K・I君の談。この意見には、僕も全面的にagree。単に個人的に、hard luckを経験したから、というわけではなく、なかなか説明しにくいですが、とかく“バランス”を求められるところが、人生に似ているな、と。

今日の授業中、英語の上達もスノーボードに似ているかもと思いました。

僕の場合、スノーボードでうまく滑れないと、すぐに、細部を気にし始めてしまいます。膝の曲げ具合が…とか、エッジの使い方が…とか。でも、そうやって頭で考えてるうちは絶対にうまくは滑れない。頭の中から不安を取り除き、自分を信じてあげれたときにだけ、いい滑りができるような気がします。(そしてそのときの爽快感はたまらない!)

英語のリスニングもそれに似てるのかなと今日、ふと思いました。満足に聞き取れないだけに、必死に一語一語を拾い上げ、日本語脳(←これがポイント!!)で、それらをつなぎ合わせようとするんだけど、それをやってるうちは、たぶん絶対に聞き取れない。そういうプロセスで英語を聞き取る(「聞く」だけじゃなくて「理解」もする)には、脳みその処理速度が圧倒的に足りてないんだと思います。

「聞けないんじゃないか」という不安を払いのけて、聞こえてくる英語を英語のままgraspしようとしたときにだけ、本当の意味で「英語を聞きとる」ことができるんだろうと思います。そのときの感覚は、さっき上に書いたような、「言葉を拾って、それらをつなぎ合わせて…」というプロセスで聞いているときとは、まったく違うし、そのときの感覚は、スノーボードでいい滑りができてるときに近いような気もします。

先週金曜日には一瞬、その感覚をつかめた気がしましたが、今日は全然だめでした。一進一退。明日からまた頑張ります。。

Maxwell school, Syracuse 18:36

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