Wednesday, August 27, 2008

頭の中のメモリについて

おはようございます。秋学期二日目の昨日は、午前中に"Introduction to Statictics" に、午後には"Public Organization & Management" に出ました。昨日は、自分自身の調子も悪かったのか、ふたつの授業とも、まるで英語が聞けず、しばらくぶりに凹みました。

英語のリスニングというのは(リーディングも結局は同じですが)、ある段階においては(=少なくとも耳では音を聴きとれている段階においては、という意味です。)、頭の中のメモリの勝負だな、という気がしてきました。もうちょっと詳しく言うと、頭の中に箱があって、その中に、耳が聴き取った英語をどんどん流し込んでいって、随時処理していくイメージ。この箱の中のスペースに余裕があるうちは、聴きとった英語を問題なく処理(=解釈)していくことができるんですが、ここがいっぱいになっちゃうと、新しい情報はそれ以上入れられなくなっちゃって、その次の数秒間に聴き取ったフレーズは、箱の中を通ることなく(つまり、何の解釈をなされることもなく)、門前払いをくらって捨てられていく、というイメージです。そして何故かは知りませんが、この状態になると、やたら眠くなります。

たぶん、今更この箱を大きくすることなんてできないし、日本語を聞くときに、そんな「メモリ」のことを意識したことはないので、問題は、処理スピードのとろさにあるんだろうなと思っています。となれば、どうすれば処理スピードを上げられるかですが、当面の対策としては、①数語ひとまとまりのままフレーズを記憶してしまう、②聞けなかった部分はさっさと諦めるようにし、むしろ、箱内のスペース確保に努める、の2つをしようと思っています。①は努力するかしないかの世界ですが、②はある種、本能的なレベルの話なので(=自然体で聞くと、どうしても聞けなかった部分に意識が行ってしまう)、しばらく鍛錬が必要かと思いますが。読者のみなさん、何かアドバイスがあればコメントください。
my home, Syracuse, 7:28

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