Friday, June 18, 2010

"No more war"

午前中に授業が終わった後、同級生たちと一緒に、paintballなるゲームをしに行ってきた。この競技、「○○ボール」と名乗って如何にも「球技ですよー」みたいな雰囲気を醸し出そうとしているが、なんてことはない、ただの銃撃戦ゴッコ。いや、「ただの」というわけでもなく、結構本格的な空気銃を使った撃ち合いを有無を言わせずやらされる。弾は、当たると弾けて塗料が飛び出すグミみたいな物体で、これに当たると結構痛い。

もちろん、フットボールやベースボールの類でないということは重々承知の上で参加したので、まったく文句は言えないのだが、「やっぱこの人たちとは何かが違うよね…」と改めて痛感する結果に。どこでそんなワザ覚えるんだよみたいな戦争映画顔負けの普段の文民生活ではまったく必要とされない動きを普通にやってのけたり、やたら統制の利いた作戦で有機的な攻撃をしかけてきたりするアメリカ軍(こっちは、非米連合)。要するに、「おいアメ公、お前ら、どんだけこの競技やりこんでんだよ!!」と言いたくなるわけ。

と思っていたら、僕らと入れ替わりで、お父さん(と思しきデブっちょなおじさん)に率いられた子供たち4、5人がpaintballを開始。年の頃なら小学生~中学生くらい。そして納得。彼らはこうして子どもの頃から訓練されてきたのかと(苦笑)

一応、断わっておくと、クラスのアメリカ人のみんながみんな、この遊びに興じているわけではない。むしろ、今日来ていたメンツは、どっちか言うと、普段の呑み会やらで見かけないメンツがわりあい多かった気もする。アメリカ人全員が撃ち合いゴッコに興じているわけではない、と。かといって、極レアってわけでもないみたいだけど(笑)

連戦に次ぐ連戦で、疲れ果てた日本人同級生の口から洩れた一言――“No more war!!” その言葉の重みが一段と身に沁みる一日でございました。まぁでも、一つの「アメリカ体験」という意味では、これもまた面白かったかな。
my home, Syracuse, June 17, 28:29

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